今回は阪神タイガースから退団が決まった佐藤蓮投手、川原陸投手について書いていきます。
①最後まで制球難に泣かされる事に

まず佐藤蓮投手ですが、長らく制球難に苦しんでいましたが、フォーム改造もあり制球が劇的に改善され、昨シーズンの4月に支配下登録を勝ち取ることに。
9月30日には1軍に初昇格し、同日の登板でプロ初登板を果たす事に。見事無失点に抑え今シーズンの躍進も期待されました。
しかし今シーズンは2軍でスタートをすると、再び制球難に陥ることに。投球回数以上の三振を記録する等奪三振能力は高かったものの、それ以上に四死球が多く半ば自滅の形で崩れて失点を積み重ね、防御率6点台と苦しみます。
6月22日には一度一軍登録される事になりましたが登板機会は無く、翌23日に登録抹消に。そして7月25日には右肘関節鏡下関節鼠摘出術を受けたことが報じられ、その後は登板する事が出来ずシーズンが終了。一軍の登板は僅か1試合に終わり、10月1日に戦力外通告を受けることになりました。
②防御率7点台と厳しい結果に

続いて川原陸投手ですが、ルーキーイヤーに腰痛、2021年には左肩痛に苦しむ等怪我に泣かされオフに育成契約するものの、2024年に30試合に登板し13試合連続無失点を記録する等着実に成長。佐藤蓮投手と共に支配下登録を果たすと、こちらも佐藤蓮投手と同様9月30日に1軍登録され同日プロ初登板を果たします。
この回は1安打1四球と二人ランナーを溜めるも見事に2三振を奪い1回を無失点で終え、来シーズンに希望を持たせることに。プロ6年目となる今シーズンの活躍が期待されました。
しかし今シーズンは制球に苦しむと、痛打も目立ち防御力も悪化。昨シーズン見せた奪三振能力も見せることなく不振に陥りました。
そのままシーズンを終え防御率7点台と厳しい結果に。1軍に呼ばれることなく、10月1日に戦力外通告を受けることになりました。
昨シーズン共に支配下登録を見せるも共に同じタイミングで戦力外通告を受ける事に。両投手とも制球に苦しみ、1軍の戦力になる事は終ぞ出来ませんでした。野口選手もそうでしたが育成から支配下に上がっても待っているのは更に激化した競争。特に投手陣は12球団トップクラスの質を誇っているので、その中に割り込むのは至難の技であったと思います。
共に現役続行を希望。両選手の今後の野球人生に幸ある事を願っています。
では
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