今回は先日発表された2025年のバロンドールについて書いていきます。

①メンタルの劇的な改善で見事「世界最高」に
「人は変わる」という言葉は良く使われるものの、ここまで劇的に変わりバロンドールまで受賞してしまう選手はこれまで見たことはありませんでした。
天才的な両足のテクニックとスピードを駆使したドリブルはワールドクラスとは評されていたものの、怪我の多さやプロ意識の欠如、守備意識の低さなど精神面での課題もあり中々フットボーラーとして大成は出来ていなかったデンべレ選手。
シャビ監督率いるバルセロナ後期にはかなりプレー精度は改善され、パリ移籍後も崩しの切り札として重用されていたもののバロンドールの獲得候補になる程の活躍とはいかず、年々重要視される守備面でも貢献度は低く、このままグッドプレーヤーとしてキャリアを終えるものだと思っていました。
しかし昨シーズンの途中に0トップとして起用されると、瞬く間にフィットしゴールを量産。さらに守備も強度高く献身的に行う等チームの中軸として大活躍。最終的に全コンペティションで34ゴール16アシストを記録し、チームの3冠に大きく貢献しました。
そしてその活躍が評価され、2025年のバロンドールを受賞。本人の努力は勿論の事直接背中を押したのはルイス・エンリケ監督ですが、家族やメッシ、クーマン監督やシャビ監督等その才能を信じ支えてくれた人々の助力もあり、見事「世界最高」に輝くこととなりました。
②大きな価値を示す「3位」
また同じパリSGではヴィティーニャ、ハキミ、ドンナルンマ、ヌーノ・メンデスが10位以内にランクインされ、その成し遂げたことの大きさとプレーレベルの高さを示す事に。
特にヴィティーニャはアンカーというポジションながら昨年のロドリを彷彿とさせる存在感を放ち、見事3位にランクイン。どうしても数字が重要視されがちな(可視化しやすい)バロンドールでここまで評価を得ることが出来たのは、アンカーというポジションがより評価された事の表れであり、素直に嬉しい所です。
③やたら持ちあげられた「最年少記録」
しかし今後問題になりそうな出来事も起こっており、特に気になったのは「ヤマル受賞」が盛んに報道されていた事です。ヤマルはその特大の才能を昨シーズンも見せつけ強烈なインパクトを与えバルセロナのリーガ優勝に大きく貢献しましたが、バロンドールに関してはデンべレや同僚のハフィーニャやペドリの活躍を考えると説得力に欠けるのは事実。何より「最年少記録」がやたら取り上げられていたのが気になりました。
現状バロンドールの最年少での受賞は1997年に受賞したロナウドの21歳96日で30年近く破られていない記録。それを破る記録としてヤマルが注目されるのは仕方がないですが、正直ハフィーニャをも大きく上回る2位は疑問符が付きます。
投票しているのが記者ということで。センセーショナルな見出しを作れるという意味では魅力的であるとは思います(華やかなアタッカーが多いのもこれが理由の一つであると思われます。)が、それを見透かされているようでは価値が薄くなっていくのは事実。
幸い本人が大人なコメントを残し一安心ですが、昨シーズンのヴィニシウスの件もあり今後はメディア戦略が見えるような過度な報道は避けて欲しい所です。
「人は変われる」を体現し、見事バロンドールを獲得したデンべレ選手。本当におめでとうございます。
では
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