ヨルダ・エルダリオン～自身の身を削ってまで～【軌跡シリーズ】

※ネタばれ有

今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ヨルダ・エルダリオン」について書いていきたいと思います。

①異能で出来た巨大な手のような武器を操る謎の少女

「影の手」と言われる異能で出来た巨大な手のような武器を操る謎の少女で、イクスの双子の妹。エルロイ・ハーウッドの命令で兄と共にカルバード共和国で暗躍しています。

兄とは対照的に普段は口数も少なく余計は事を避けたがる振る舞いを見せるダウナー系の性格をしているも、残虐性は同様に持っておりターゲットに対しては容赦なく排除しようとする狂気的な部分も持ち合わせています。

「いい加減ウザイよ、貴方たち。―――もう、消えてなくなるといい。」

ただ年頃らしく甘いものが好きで、ヴァンとはその意味で分かり合う事に。また無関係の人間を巻き込むことを好まない一面もありますが、それが原因でイクスとは袂を分かつことに。それでも兄の事は常に気にしており、かけがえのない存在として大切に想っています。

②自身の身を削ってまで

「黎Ⅱ」では煌天桜やゲネス島で二度ヴァン達と対峙するも、ゲネス島では一時ヴァン達に協力することも。首都でヴァン達と再会した際はヴァンとのスイーツトークを弾ませるも、最終的にはオクトラディウムでの決戦後、身喰らう蛇に正式な執行者として所属することになります。

その後自身は結社に対して上手く馴染んでいくも兄ヨルダは徐々に孤立する事に。そしてヨルダが余計な殺しをしなくていいとイクスに漏らした言葉が発端で関係性が悪化し、彼が無関係な人間さえ殺そうとするのを止めた際に完全に決裂。彼に非難される形で袂を分かつ事となります。

「界」ではヴァンに彼の捜索を依頼し、アークライド解決事務所の臨時バイトとして一時行動を共に。自身の身を削ってまで彼の転移先を突き止め回復後にエレインと共にアンカーヴィルに合流するも、首都の宇宙計画によるアニエス救出にヴァン達が向かった為同行。

「‥‥4spg、サンクス。色々参考にさせて貰った。」

シズナと入れ替わりで大統領府の共和国軍の足止めを行い、脱出してオデット達と合流したところで宇宙計画の失敗を目の当たりにし、「グランドリセット」を迎えることとなります。

「最後に足止めぐらいはオマケで引き受けてあげるよ。」

③範囲攻撃が多く、回復も出来る物理アタッカー

「界」で初めてプレイアブルキャラとして使え、通常攻撃、クラフト共に範囲攻撃が多く、回復も出来る物理アタッカーとしての位置付けに。

・冥暗＆駆動解除付与の「ダージュブレイド」

・防御・魔法防御↓付与の「ヘルターブレイク」

・恐怖+＆遅延中付与の「サタナエルハンズ」

・恐怖++付与のSクラフト「慈悲なる影-アナスタシア-」

等状態異常付与の攻撃が多くかなりテクニカルに戦う事が出来ます。

ただ終盤ではシズナにスタメンを譲り、黑の庭城でもヴァンやリィン等の「覚醒組」からアタッカーを奪うには至らずやや不遇な扱いに。戦闘での活躍は次回作以降になりそうです。

兄と袂を分けたままグランドリセットを迎えたヨルダ。次回作以降の関係性にも注目です。

では

きちのうすめ雑記