今回はトッテナム移籍が決まった高井幸大選手について書いていきたいと思います。

経歴
高井選手は2011年に川崎フロンターレのユースに加入。2021年にはクラブ初のプレミアリーグ昇格に貢献し、2種登録選手としてトップチームに登録される事になります。
その後2022年に2種登録でありながらもトップチームとプロ契約。4月のアジアチャンピオンズリーグでトップチームデビューを果たします。そしてこの年U-18のプレミアリーグEASTにて昇格初年での初優勝に貢献すると、翌年からはトップチームに定着する事となります。
2023年にはセンターバックとして14試合中13試合でスタメンとして出場すると、以降も主力として定着。外転筋損傷もありながらも24試合に出場し名を上げていきます。すると2025年7月8日にイングランドのトッテナムへの完全移籍が決定。移籍金は海外移籍した歴代日本人選手で最高額である580万€で、BIG6に数えられる名門の仲間入りを果たしました。
代表では2024年にパリ五輪のメンバーにも選出され、8月にはA代表にも初選出。将来のディフェンスラインを支える存在として期待されています。
①フィジカル・技術・判断に優れた次世代センターバック
高井選手はフィジカル・技術・判断に優れた次世代センターバックと言えます。
192㎝90㎏と大きな体格を生かした空中戦はボールに入るタイミング、当たり負けない体幹を擁しており国内では無敵の強さを誇ります。そして読みを生かした対人能力も高く、1対1では最大限に生かされることに。また足元の技術にも優れており長短織り交ぜたフィードは高確率で味方の足に収まります。
そして何より際立っているのはそのプレーをほぼ間違いなく遂行できる判断力を擁している事。高レベルのプレーを好判断で繰り出し、まるで相手を見下ろすようなプレーを行うその姿を「日本のファン・ダイク」と評するのも頷けます。
②優位性が無くなった状況でその判断力を生かす事が出来るのか
ただ圧倒出来たJリーグに比べてプレミアリーグは世界最高峰のリーグであり、フィジカル的優位は殆どない状態。優位性が無くなった状況でその判断力を生かす事が出来るのかはまだまだ未知数です。
また1対1の際に突っ込んでいきがちなのは課題の一つでもあり、潰しきれずに反転される事も。より守備者として経験を積む必要性はありそうです。
③代表にもJリーグにも有益になったこの移籍劇
ただ将来的にワールドクラスの選手に育つ可能性は十分で、特に人材難が囁かれていたセンターバックにこのレベルの選手が輩出されたのは非常に大きいと思います。
また移籍金500万€越えはJリーグにとっても大きく、彼が仮に大成功を収めるとより多くの移籍金を望めることに。やや停滞感が拭えない国内リーグ活性化にも大きく繋がってくると思います。
代表でも冨安、板倉、伊藤洋輝に続く世界と互角に戦え代表の中軸になれる選手が登場。2026年W杯もこの調子が続けば間違いなく代表のストロングポイントになってくれるでしょう。
特大のポテンシャルを引っ提げイングランド挑戦を決めた高井選手。ロメロ、ファン・デ・フェン、ダンソ、ドラグシンとライバルは強力ながらもチャンピオンズリーグも含め出場機会は必ず訪れると思いますので、そのプレーに注目です。
では
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