今回は主要欧州クラブの2024~2025シーズン総括を書いていきたいと思います。
2回目は「ACミラン」です。
リーグ 勝ち点63 18勝 9分 11敗 61得点 43失点 8位
コッパ・イタリア 準優勝
基本布陣
過去記事はコチラ↓↓
①終始混迷を極める
今シーズンフォンセカ監督を招集するも不振や選手の反発により解任され、コンセイソン監督が就任。就任直後にスーペルコッパを制し冬には近年稀に見ない選手の入れ替えを行い後半戦に臨んだミランですが、その後の5試合で2勝2分け1敗とやや足踏みに。
さらにチャンピオンズリーグではプレーオフで格下と目されたフェイエノールトに2試合合計1-2と一度も勝つことが出来ずに敗退してしまいます。
その後完全に歯車が狂いリーグ戦3連敗を喫し欧州カップ出場圏外に脱落すると、その後もナポリ、アタランタ、ローマという上位チームとの戦いに悉く敗北してしまい結局は欧州カップ戦圏外の8位で終わることに。
そしてライバルインテルを破り決勝まで進出したコッパ・イタリアもボローニャに敗れ無冠が決定。終始混迷を極め、シーズン後にコンセイソン監督の解任が発表されました。
②クラブ全体の敗北といえるシーズンに
低迷の要因はチームの組織力の欠如で、攻守共に個への依存が高くフィニッシュワークは両ウイングに依存し、ビルドアップもラインデルスに頼る部分が多くなることに。また守備もカバーリングが少なく簡単に失点を積み重ねることになり、連動性は終ぞ見ることがありませんでした。
ポルト時代に「チームワーク」を重要視し戦える集団に仕上げたコンセイソン監督も、気ままなスター集団(テオ、レオン、フェリックス、ヒメネス)に終始振り回される形で全く良さを見せることが出来ずに解任の憂き目に。
クラブも代理人に依存する監督人事、そしてフィジカルに傾倒しすぎるリクルーティング等大いに見直すべきところがあり、クラブ全体の敗北といえるシーズンになりました。
③チャンピオンズリーグ出場権を取り戻す意味では
新シーズンに関してはますは新監督の人事が重要に。新任したアッレグリ監督は前回のユベントス時代は評判通りの成績を残せなかったものの、現在の組織と規律を失っているチームにとって、そしてチャンピオンズリーグ出場権を取り戻す意味では良い人選であると思います。
またラインデルスのシティ移籍、そしてテオの移籍が濃厚なスカッドの見直しにも迫られる事に。レアルマドリードを退団したモドリッチの加入が濃厚なのは幸いなものの、彼一人では現状を打開するには至らないと思いますので、最低でも最終ラインに規律をもたらすリーダータイプのセンターバックの獲得はしておきたい所です。
代理人に傾倒した監督人事、そして強化方針により低迷することになったミラン。来シーズンはまた仕切り直しのシーズンとなりそうです。
では
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