
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①「クローザー」としての役割
遠藤選手は今シーズンのリヴァプールにおいて、主に試合の後半途中付近から出場し試合を締める「クローザー」としての役割を与えられそれを全う。リーグカップではセンターバックとして出場する等、出場機会は少ないものの自身の与えられた仕事をほぼ完璧に遂行していきます。
特に怪我人が続出した最終ラインのオプションになったのは大きく、ほぼ怪我以外は出ずっぱりのファン・ダイク、コナテの負担を軽減することにも貢献。スロット監督にも度々そのプロ意識を高く評価される等評価を勝ち取っていきます。
それでも現状のリヴァプールの中盤に必要なのはプレス耐性が高く技術に特長のある選手。フラーフェンベルフが明らかにコンディションを落としている状況でも遠藤選手の出番はありませんでした。
しかしそれにも腐らず与えられた役割をこなす遠藤選手にサポーターもチャントを送る等、サッカーが根付き目の肥えたファンからも愛される事に。(25節のウルヴス戦では途中出場しながらファン投票によるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されました。
その甲斐もあってか優勝決定戦となったトッテナム戦ではほぼ勝利が確実視される中ではあるものの右サイドバックとしてプレーし、優勝決定時ピッチに立ちファンと共に優勝を祝う事が出来ました。歓喜の瞬間には守護神アリソン(途中でロバートソンも参加)と抱擁し喜びを噛み締めることに。南野選手に続き同クラブで日本人2人目のプレミアリーグ優勝を果たす事となりました。
③レギュラーでプレー出来るクラブを探した方が
ただここまでの働きをしながらもリーグ戦でレギュラーとして起用されたのは消化戦となった先日のチェルシー戦のみで、やはりスロット監督からの評価が低いのは明らか。時間が限られているキャリアを考えると来シーズンに向けてはレギュラーでプレー出来るクラブを探した方が良いかと思われます。
現状話が出ているのは同じプレミアリーグのフルハムやウルヴス、国外ではセルティックやミラン、フランクフルトという話も。いずれも加入すれば主力として働ける能力は十分に備わっていると思うので、今後の動きが気になる所です。
そのプロフェッショナリズムで多くのファンだけでなく選手、監督すら魅了した遠藤選手。今ワールドカップも控える来シーズンへの動きにも注目です。
では
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