ウーデゴールの復帰もありリーグ戦2連勝と持ち直しているアーセナルと、アモリム新体制になり公式戦2勝1分と復調の傾向があるマンチェスターユナイテッド。ユナイテッドにとっては対BIG6初対決であるので、どこまでチームが仕上がっているのか注目です。
ということで先日行われたプレミアリーグ第14節アーセナルvsマンチェスターユナイテッドの感想です。
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両チームのスタメン＆結果
前半
アーセナルはキヴィオル、ジンチェンコを左サイドに配置した守備4-4-1-1の4-3-3、対するユナイテッドはウガルテ、ブルーノをダブルボランチに起用した守備5-2-3の3-4-3を採用していました。
試合はアーセナルがジンチェンコを偽サイドバックにする形でビルドアップしてボールを保持するも、ユナイテッドが中央をしっかり抑える守備を行っていた為中々崩す事が出来ません。サイドを有効に使いたくてもサカはマラシア、マズラウィのダブルチームに苦しめられ、左はマルティネッリがパスコースを作れず孤立し攻撃は停滞します。
対するユナイテッドもアーセナルのカウンタープレスに苦しみ中々チャンスは作れず。高い位置からのプレスも中々嵌らずチャンスは散発的に終わり、膠着した状況で前半を終えます。
後半
後半アーセナルはサイドチェンジを上手く使い攻勢に出ると、コーナーキックからニアに詰めたティンバーが見事に合わせ、アーセナルが十八番のセットプレーで先制点を挙げます。
追いつきたいユナイテッドは3人交代を敢行し、ブルーノのフリーキックにデ・リフトが合わせるもラヤの好セーブに阻まれ得点には至りません。
するとアーセナルは再び得たコーナーキックにトーマスが折り返すと、サリバに当たり追加点。攻勢に出たいユナイテッドですが、逆にコーナーキックから再三チャンスを作られ守勢に回ることになり、そのまま試合終了。
アーセナルが見事に勝利しリーグ戦3連勝を果たしました。
総評
アーセナルは後半に2点を挙げリーグ戦3連勝。前半はユナイテッドの守備に苦しめられるも後半で見事打開。特にサイドチェンジで揺さぶりコーナーキックを獲得し続けたのは大きかったと思います。
特にライスはセットプレーで驚異になりつつ守備でも強度の高い守備を連発。マガリャンイス欠場の中でも圧倒的な存在感を放ち追加点を決めたサリバと共に勝利の立役者となりました。
一方ユナイテッドは前半の守備は良かったものの上手く攻撃に繋げられず、後半にセットプレーでやられアモリム体制初の黒星。特に攻撃はアーセナルのプレスに苦しみ、さらに自分たちのプレスが嵌らず、攻撃は個人の単独突破に留まりました。
これまでの試合で得点は挙げているものの今試合も途中出場しながら緩いプレスを含めに終わったラッシュフォード、シャドーではまだプレー選択の迷いが見えるザークツィーと今後はいかに前線のタレントを生かしていけるかが課題となりそうです。
十八番のセットプレー2発で見事勝利したアーセナル。今後の戦いぶりにも注目です。
では
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