今回はWBSCプレミア12 オープニングラウンド5節日本vsドミニカについて書いていきたいと思います。
日本 11-3 ドミニカ
①一進一退の攻防を繰り広げ中盤戦に突入
既にスーパーラウンド進出を決めているものの、全勝を果たし更に勢いを付けたい侍ジャパンの先発は戸郷投手。初回選手や打順を大きく変えた打線は、雨の中制球がおぼつかない相手投手を攻め立て2アウト満塁のチャンスを作ると、坂倉選手が9球の粘りを見せ押し出しの四球を選び先制点を挙げます。
しかしその雨は戸郷投手にも影響が出て内野安打とボークでノーアウト2塁のピンチを背負うと、ハンソン選手にタイムリーツーベースを浴び同点に追いつかれます。
続く2回にも2アウト2塁のピンチを背負うと、デレオン選手にタイムリーツーベースを浴び逆転を許す事になります。
それでも直後の3回に2アウト満塁のチャンスを作ると、佐藤選手のタイムリーで同点に。一進一退の攻防を繰り広げ中盤戦に突入します。
②着実に得点は積み重ねるもミスが目立つ
戸郷投手は3、4回本調子とはいかないものの粘りの投球を見せると、5回ノーアウト1,2塁のチャンスで栗原選手がタイムリーを放ち勝ち越し点を挙げます。
さらに坂倉選手のタイムリー、紅林選手のダブルプレーの間に得点を挙げ、この回3点を追加します。
しかし6回2番手井上投手が四球→悪送球で1アウト3塁のピンチを招くと、まさかの暴投で1点を返される事に。着実に得点は積み重ねるもミスが目立ち後半戦を迎えます。
③大会唯一の5戦全勝
それでも嫌な流れを断ち切ったのは古賀選手。7回2アウト2塁のチャンスでタイムリーを放ち再び流れを引き寄せると、7回は隅田投手、8回は横山投手がランナーを背負いながらも見事に無失点で切り抜けます。
すると9回2アウト満塁から紅林、佐藤、五十幡選手の3連続タイムリーで一挙5点を追加し勝負あり。最後は北山投手がダブルプレーで締め括り試合終了。
大会唯一の5戦全勝でスーパーラウンドに進む事となりました。
総評
序盤は接戦になったものの後半戦で力の差(特に投手陣)を見せつけ、結果的には大差で勝利。5戦全勝と最高の形でスーパーラウンド進出を決めました。
特に佐藤選手は同点タイムリーを含む猛打賞&2打点と大爆発。勝ち越しタイムリーを放ち連日貴重な働きを見せた栗原選手と共に勝利の立役者となりました。
しかし気になるのは守備面。悪天候の中とは言え2戦連続で投手が悪送球、さらにそれが失点に直結しており、ミスが目立つように。先頭打者の四球とエラーはイコール敗退を意味する為、細心の注意を払っていきたい所です。
二桁得点は挙げ勝利するもミスも目立った試合。スーパーラウンド初戦のアメリカ戦に向けて今一度引き締めて臨んでいきたい所です。
では
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