※ネタバレ有り
今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「雑賀譲二(PROVIDENCE)」について書いていきます。
①臨床心理学が専門の元大学教授
臨床心理学が専門の元大学教授でオールバックの髪型に無精ひげ、そして眼鏡と白衣といかにも教授らしい恰好をしている男性です。
かつて公安局の刑事に向けた犯罪心理学の特別講義を受け持ったものの、受講生の犯罪係数の上昇からその任を解かれた過去があり、大学制度が廃止されてからは俗世を離れることに。その後は虚飾にまみれたホロを嫌い自然を好む事から、埼玉県秩父市の山奥に居を構え静かに暮らしていました。
その知識は見解は相当なもので、余り人と交流を持ちたがらない狡噛も意見を求める程で、実際物語において重要な役回りを果たしています。
「マックス・ウェーバーの言葉を借りれば」
「”理想的な官僚とは憤怒も不公平もなく、さらに憎しみも激情もなく」
「愛も熱狂もなくひたすら義務に従う人間のことだ”という」
②自主的に隔離施設に
1期序盤では朱に犯罪心理学の短期講義を行うも出番はそれぐらいでしたが、後半は槙島と決着を付けようとする狡噛をサポートすることになります。
「だが…それでも結局汚れ仕事は」
「狡噛、お前1人に押し付けてしまうことになるんだな」
その後1期での行動もあり、潜在犯認定を受けたことで自主的に隔離施設に入る事に。しかし朱の要請により一課の分析官となり、犯罪者に対しての尋問や捜査のサポートを行う等要所要所で活躍しています。
「そんな中で自らの価値基準だけを道しるべに、運命を切り開いていける意志と行動の力は」
「ことさらに輝いて見えるものだろう」
「とりわけ犯罪すら辞さないほど、苦境に追い詰められた人間にとっては…な」
③最期の言葉を遺し
そして「PROVIDENCE」でも協力者として登場。親交があったミリシア・ストロンスカヤ博士から重要な文書を受け取っていた事で一課と行動課の合同チームと共に捜査に協力する事に。再会後何かと気まずかった朱と狡噛が話せる時間を作る等、粋な計らいを見せます。
しかしそれは行動課がピースブレイカーをおびき寄せる為の罠で一課共々襲撃を受けることに。自身は高層ビルの吹き抜けから転落の危機に直面するも朱に腕を掴まれますが、このままだと両方落下死する事を悟った雑賀は朱に最期の言葉を遺し掴んでいた手を自ら離し落下死。
「正義の真実は多面的だ。上から見なければ理解できないこともある。」
その死は一課、そして狡噛に大きな悲しみを遺す事になりました。
では
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