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田中碧~最終日にイングランドの名門に~【特集改訂版】

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今回はリーズ移籍が決まった田中碧選手について書いていきたいと思います。

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今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。

 

過去記事はコチラ↓↓

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①コンスタントに結果を残す

2021年に川崎フロンターレからドイツ2部のデュッセルドルフに移籍した田中碧選手ですが、初年度は異国の地やプレースタイルに馴染めず2年目は怪我(右膝内側靭帯断裂)による離脱で本領を発揮出来ずにいました。

しかし昨シーズンはプレースタイルをボックスtoボックス型に切り替え、最も評価されるであろうゴールを量産。副産物として攻守の切り替えの遅さ、守備の緩慢さなどが目立ちアジアカップのメンバーに選ばれずにいるも(移籍問題もありましたが恐らく守備強度を重視する森保監督の選考基準から考えると選考外にも納得出来ます。)、コンスタントに結果を残していました。

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②最終日にイングランドの名門に

そしてシーズンオフに改めて移籍志願を行うも中々移籍先が見つからず時間だけが過ぎることに。それでもその間には熟考を重ねていたようで、最終日にリーグ優勝3回を誇るものの2022-2023シーズンに2部に降格したイングランドの名門リーズ・ユナイテッドに400万€で加入。

過去井手口選手が在籍(2018-2019)していたもののインパクトを残す事は出来ませんでしたがファルケ監督の評価は高く、早速加入後すぐに途中出場。中心選手としての活躍が期待されています。

 

③指揮官好みの選手ではあるものの

そして気になる起用法ですが、現状の布陣でのレギュラーはアンカータイプのグルエフ、万能型ではあるものの守備とキック精度に定評があるアンパドゥが起用されており、タイプがまるで異なる田中碧選手の獲得は3列目の得点力を上げるためには理に適っていると言えます。

しかしそこでも気になるのは守備の継続性。特にファルケ監督のチームは守備戦術があまり整えられていない事が多く、今シーズンのリーズも例外ない状態。指揮官好みの選手ではあるものの余りにも個人の守備面で問題を起こしてしまうと、レギュラー奪取は難しいと思われます。

またトップ下でも起用可能なもののこのポジションには「新星」ブレンデン・アーロンソンが結果を残し君臨。暫くは彼の独壇場となりそうで、現状ではボランチでのレギュラー争いに身を投じることになりそうです。

 

近年多くの日本人選手が渡っているイングランド2部に移籍した田中碧選手。リーグ戦46試合と非常に多く厳しい戦いが続くものの、どのような活躍を見せてくれるか注目です。

 

では

 

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