※ネタバレ有り
今回は「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」のキャラ「善&玲」について書いていきたいと思います。
①過保護な少年
まずは「善」です。
本作のメインキャラの一人であるトゲ付きの首輪とマントを着けた黒ずくめの姿をした無口で無表情な少年。
別世界では公安局刑事課一係に配属された新任の監視官となっています。
プレイヤー達と出会った時点で何者かに記憶を奪われており、記憶を取り戻す為そして自らが持つ何らかの使命を果たす為に共に迷宮に潜る事となります。
玲に対して過保護であるものの玲のからの好意にはラノベの主人公並みに鈍く、やきもちと言われても「何を焼く?」と聞き返す等とにかく鈍い所が見受けられます。(使命感の強さと彼女を保護者目線で見過ぎている部分が強いのが一つの要因だと思います。)
「玲には手を出させん」
物語が進んでいる内に記憶が戻り彼の正体が判明。
時の神「クロノス」。神であるがゆえに人の心を持っておらず、好奇心で行ってしまった事が玲に深い怒りと悲しみと絶望を抱かせてしまい後悔。彼女と自分の名前と記憶のすべてを封印して無念を晴らすまで付き合うというのが本作の真実でした。
記憶を取り戻した彼は本当の意味で「玲」を救うべく、ラストダンジョンである時計塔に向かうこととなります。
②明るく気ままな少女
次は「玲」です。
八十神高校の制服を着ている、何者かに記憶を奪われ記憶喪失になった少女。
明るく気ままな性格をしており、周りを振り回す場面がありながらもパーティーの元気印として盛り上げ役として活躍します。またアメリカンドッグやドーナツ等、何かしらの食べ物を常に食べている大食いな面を持っています。
善に好意を持ってはいるものの彼には全く気付かれておらず、やきもちを焼いても前述した答えを返される等、やきもきする場面も見受けられます。
作中ではプレイヤーとの出会いにより八十神高校の外に出る事を望むようになるものの、物語が進んでいくうちに悲しすぎる真実にたどり着くことに。
彼女は既に病気で亡くなっており、迷宮と番人は彼女を真実から遠ざける為に生まれたものでした。幼少期から入院して学校にも通えず友達も出来ずにとても「生きた」とは言えない人生を過ごした彼女は深く絶望。その姿を見た善(クロノス)は自分の名前と記憶のすべてを封印して迷宮を作成。その無念を晴らすまで付き合うことになりました。
作中終盤ではその世界の崩壊を防ぐ為に囚われの身に。彼女の無念をパーティーメンバーは少しでも晴らす事が出来るのでしょうか、、、。
③徐々にサポート役に
戦闘ではサブペルソナは付けられないもののパラメータは優秀で、4属性攻撃を擁している事から後衛キャラでありながら前衛も務められます。また玲のスキルは回復、状態異常、自身のSP回復と一通り揃っており、ヒーラーとしては申し分ないです。
しかし戦力とスキルが整わない序盤では活躍出来るものの、揃ってきてHP、SPに補正が効くようになると徐々に前線から後衛、そしてサポート役に。特に火力面では厳しく、所謂ブースタ系は皆無(攻撃力を上げるスキルは習得するものの小→大が関の山です。)で、後半ではもっぱら状態異常回復役としての運用がメインになってきます。
さらに即死する光弱点と耐性も難があり、最後まで使うこともままならない状態。正直物語のメインキャラとしては余りにも力不足で、物足りないかと思います。
余りにも悲しい結末を迎えた二人。これもアトラスと言えばアトラスですが、もう少し性能面も含め何とかならなかったのかなとも思ってしまうキャラでした。
では
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