共に連勝とはいかなかったものの新シーズンに向けてしっかり仕上げてきている両チーム。セリエAの優勝を左右する両チームの戦い、注目です。
ということで先日行われたセリエA第3節インテルvsアタランタの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
インテルは守備5-3-2の3-5-2、対するアタランタは守備5-4-1の3-4-3を採用していました。
試合はいきなり動くこととなり、テュラムの放った折り返しのクロスがジムシティに当たりそのままゴールイン。インテルが幸運な形で先制点を挙げます。
さらにチャルハノールがフリーキックでゴールを強襲すると、スローインからのこぼれ球をバレッラの強烈なボレーシュートで開始10分足らずで2点のリードを奪います。
アタランタはインテルの流動的なポジショニングに翻弄され、なおかつ2点のリードを奪われた事で明らかに守備が機能不全になり2トップに楔のパスがどんどん通ることに。インテルが若干プレスを緩めボールは持つことは出来るも主な攻撃はレテギに送る単純なクロスで、中々反撃には至らずそのまま前半を終えます。
後半
後半もインテルのペースは変わらずムヒタリアンのシュートでゴールを強襲。するとロングスローからのこぼれ球をテュラムがダイレクトで上手く合わせて追加点、さらにコーナーキックのこぼれ球を再びテュラムが押し込み4点差にします。
反撃したいアタランタですが4点差は余りにも重く、インテルに余裕の展開に持ち込まれ失意のまま試合終了。セリエAの動向を占うであろう1戦はインテルの完勝で幕を閉じました。
総評
インテルはアタランタのマンマークを想定したであろう流動的なポジションチェンジ、そして2トップの収め力を最大限生かした攻撃、それにより生まれた早い時間帯の得点。正に狙い通りの試合運びが出来た形となりました。
そんな中でもテュラムはそのポジショニングと落としの質は勿論の事2ゴール(+1オウンゴールの誘発)を記録し、この試合のMVPに。チーム在籍2年目を迎え大爆発の予感がします。
一方アタランタはインテルの戦略に対応する前に2失点を喫し、反撃に転じる前に試合が終わった感があります。特にプレスに関しては最後まで嵌り切っておらず、恐らくチームの半分の力も出せなかったと思います。
ただそのチーム力の高さは毎年証明されているので、今後の修正に期待しています。
幸運とスーパーゴールもあり狙い通りの戦いを完遂したインテル。今後の戦いぶりにも注目です。
では
【INT05】IN1112【国内未発売】インテル オフィシャルグッズ レザーキーリング【サッカー/Inter/インテル/セリエA/キーホルダー】ネコポス対応可能
|
ECM32【SALE】【国内未発売】アタランタ プレゼンテーショントラックスーツ ブルー【19-20/セリエA/Atalanta/サッカー/トレーニング】330
|