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ペペ~総合力が極めて高いセンターバック~【特集】

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今回は現役引退を表明したペペ選手について書いていきたいと思います。

Getty Images

経歴

ペペ(ケープレル・ラヴェラン・リマ・フェレイラ)選手はSCコリンチャンス・アラゴアーノのユースに在籍するも、18歳の時にポルトガルマリティモの下部組織に入団。その後2002年にトップチームデビューを果たします。

そして2004年にポルトガルの名門FCポルトに入団し、初年度こそ出場機会を得られなかったものの、翌年当時のアドリアーンセ監督の信頼を掴みレギュラーとして活躍し、リーグ連覇に貢献します。

するとその活躍に目を付けたレアルマドリードに2007年に3000万€の移籍金で加入。その移籍金の高さもあり当初は懐疑的な声が多かったものの、カンナバーロエインセ等とコンビを組み活躍を果たし周囲の雑音をかき消すと、その後大怪我や暴力事件もありながらも長らくレアルマドリードの最終ラインに君臨し、リーガ3回、チャンピオンズリーグ3回、コパ・デル・レイ2回等数々のタイトルを獲得しました。

そして2017年にレアルマドリードを退団後、ベジクタシュを経てFCポルトに復帰。ポルトでは5年半在籍しいずれも中心選手としてプレーし、チャンピオンズリーグ最年長ゴール記録(40歳254日)を記録する等活躍しました。

代表では2007年にポルトガル国籍を取得し同年デビュー。ユーロ2008、2012と2大会連続で優秀選手に選ばれ、ユーロ2016決勝ではマン・オブ・ザ・マッチに輝き優勝の立役者に。そしてユーロ2024でも好パフォーマンスを見せるも、大会後の8月9日に現役引退を発表しました。

 

①総合力が極めて高いセンターバック

ペペ選手は「総合力が極めて高いセンターバックと言えます。

フィジカル、スピード、技術共に高いレベルと誇っており、特に対人戦は空中、地上戦共に無類の強さを発揮しました。更に判断力に優れ、裏ケアやDFラインの統率力は勿論の事ビルドアップでも起点になり、セットプレーでは得点源になる等攻撃面の貢献も大きいものがあります。

印象的なのは2010年前半で組んだセルヒオ・ラモスのコンビ。共に守備力も併せて判断力も良く(当時はペペ選手がラモス選手を引っ張っていた印象があります。)、さらに後述する理由も相まって、対戦相手を色々な意味で震え上がらせました。

kichitan.hatenablog.com

 

②悪童として名を馳せた時代も

守備者としての能力は申し分ないペペ選手ですが、感情をコントロールしきれない部分があり度重なる退場劇を繰り広げることに。特に有名なのは2009-2010シーズンのヘタフェ戦で相手のカスケーロ選手の背中と足を蹴り上げ、さらに止めに入ったアルビンの顔を殴る大事件。

この試合で退場処分&10試合の出場停止処分を科され、その前後もクラシコやW杯(2014W杯ドイツ戦)等印象のある退場劇を繰り広げ、悪童として名を馳せた時代も。

ただ近年はその傾向は減少し、ピッチ内外でリーダーになり、多くの選手からの尊敬を集めています。

 

③流石といえるプレーを最後の舞台でも見せていただけに

そんな中での引退発表。正直41歳での引退は仕方が無いものの、ユーロ2024では流石といえるプレーを見せていただけに非常に残念に思います。

kichitan.hatenablog.com

 

また長らく代表で共にプレーした「戦友」クリスティアーノ・ロナウドも惜別の言葉を送り、別れを惜しんでおり、一時代の終わりを感じさせます。

kichitan.hatenablog.com

 

引退後の去就はまだ明らかにはなっていないものの、大怪我(右膝前十字靭帯の断裂)もありながらも22年にもわたる長いキャリアを積み上げたペペ選手。その経験を伝える意味でも再びサッカー界に戻ってくる日を楽しみにしています。

現役生活、本当にお疲れさまでした。

 

では

 

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