今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 0-1 巨人 ●西 5勝4敗
阪神 4-1 巨人 ○石井 4勝1敗 岩崎3勝4敗18S
阪神 0-4 巨人 ●及川 1勝3敗
54勝 49敗 5分 339得点 305失点 3位
①ミスと打線の沈黙もあり、自力優勝が消滅
先発は西投手ですが、初回2アウト2塁のピンチを背負うと、岡本選手の打球を佐藤輝選手が悪送球、タイムリーエラーとなり先制点を与えます。
それでも2回以降西投手は立ち直り好投を続けるものの、打線は巨人先発山﨑投手を崩せず。最初のチャンスが8回と情けない状態になると、そのチャンスも生かせずそのまま試合終了。
ミスと打線の沈黙もあり、自力優勝が消滅しました。
②新4番の活躍と、2度の満塁のチャンスを見事生かし勝利
先発は才木投手。初回2アウト2塁のチャンスを作ると、この日欠場した佐藤輝選手の代わりに入団後初となる4番に起用された森下選手が2ランを放ち2点を先制します。
しかしその裏丸選手に1発を浴び1点を返されますが、4回2アウト満塁のチャンスを作ると、「満塁男」木浪選手の走者一掃のタイムリーツーベースでリードを4点にします。
ただこの日の才木投手は制球、球威共に不調ながら何とか凌ぐ投球を続けていましたが、5回に1アウト2,3塁のピンチを背負うと、モンテス選手にタイムリーを浴び、その後吉川、坂本選手に連続タイムリーを浴び一気に同点に追いつかれます。
このままずるずる逆転を許すかと思われましたが嫌な流れを断ち切ったのはこの日久しぶりのレギュラーで起用された渡邊選手。7回に1アウト満塁のチャンスで打席が回ると、走者一掃となる勝ち越しツーベースで3点を勝ち越します。
その後はしっかり勝ちパターン4投手を投入しそのまま試合終了。
新4番の活躍と、2度の満塁のチャンスを見事生かし勝利を果たしました。
③痛恨のグランドスラムもあり、カード負け越しが決定
先発は及川投手。初回1アウト2塁のチャンスを逃がすと、2アウト2塁のピンチを迎えますが何とか抑えその後2回3回と好投します。
しかし4回2つの四球もあり2アウト満塁のピンチを迎えると、浅野選手にグランドスラムを浴び4点を先制されます。
打線は巨人先発戸郷投手からチャンスらしいチャンスを作れず、初回以来のチャンスとなった8回も凡退。その後投手陣は後続を抑えるも反撃する事は出来ず、そのまま試合終了。痛恨のグランドスラムもあり、カード負け越しが決定しました。
総評
これで3カード連続の負け越しで首位広島から4ゲーム差。連覇を果たす為には上位2チームが不調に陥り、さらにチームの調子を一気に上げる必要があり、正直かなり厳しい状況に立たされたと言っても良いでしょう。
しかし3位以内に入ればクライマックスシリーズもあり、今後はそこに照準を当てる必要性も出てくるでしょう。
野手では再び調子を崩している佐藤輝選手の復調。そして坂本選手が2軍にいる今、梅野選手に躊躇なく代打を送れる第3捕手の台頭が不可欠になってきそうです。
そして投手では才木投手の再調整(その疲れを考えると一度登板を飛ばすのもいいかもしれません。)と石井投手と桐敷投手の負担軽減(3連投は絶対にさせない)、彼らに次ぐ中継ぎ陣の台頭。それら全てをするのは不可能かも知れませんが、2年連続の日本シリーズに進出する為には必要な事なので、取り組んでいって欲しい所です。
次はバンテリンドームの中日戦。兎に角今は後の事も考え、上記のような選択も取っていく。難しいとは思いますが、岡田監督の采配に期待しています。
では
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