今回は強豪国のユーロ2024国別総括を書いていきます。
9回目は「イングランド代表」です。
結果
3勝4分1敗 8得点6失点 準優勝
主な布陣
①物議となった選手選考とその起用法
べリンガム(レアルマドリード)、フォーデン(マンチェスターシティ)、サカ(アーセナル)、パルマー(チェルシー)、そしてケイン(バイエルン)。世界トップレベルのクラブでプレーし、尚且つそのMVP級の活躍を果たした選手達が勢揃いと戦前のイングランド代表はフランス代表と並び優勝候補筆頭と評されていました。
ただサウスゲイト監督はマグワイア、スターリング、ラッシュフォード等これまで代表でプレーし続けた選手を重用しておりその選考に注目が集まりましたが、彼らの名前は無くシーズン実績重視の選考に。またマディソン、グリーリッシュが最終選考に漏れ話題になり、特にチームのロッカールームで重要な役割を果たしていたとされるグリーリッシュの選考外は選手達からも疑問の声が上がる等、かなり話題になっていました。
また豪華な攻撃陣に比べ守備陣は不安材料に。特にショー以外本職不在の左サイドバックに危険なスペースを埋める動きが出来る選手がライスとメイヌーのみとかなり歪になっており、前評判と比べて実際不安が大きな状態で大会がスタートしました。
②2大会連続の準優勝に
そして大会が始まると代表は予想以上の苦戦を強いられます。サイドバックで起用する際にはそのキック精度が武器になるものの、ボランチで使うには判断力や守備強度が物足りないアーノルドを大会初戦で起用。さらにショーの怪我が完治していない状態で招集&バックアップを用意できていなかったサイドバックに本職が右のトリッピアーを起用。さらにエースケインが不調であり、元々戦術的な動きが皆無のチームに余計なデバフをかけてしまいチームは低調な出来に終始し、グループリーグは1勝2分で突破するも国内外から壮絶な批判に晒される事となりました。
さらに決勝トーナメント1回戦では格下とされるスロバキア代表相手に後半アディショナルタイムまで追い詰められることに。べリンガムとケインに救われるものの内容は変わらず低調でこのまま準々決勝でスイス相手の敗北も十分考えられましたが、そのスイス戦で3バックを採用しボールが前へ運べるように。結果PK戦での勝利でしたが最低限の「型」を見いだせた試合となりました。
そしてその成果は準決勝のオランダで実り、インパクトプレイヤーの活躍もあり見事逆転勝利。やっとチームの戦い方が固まり決勝のスペイン戦に臨みます。
しかし悲願の優勝を狙ったスペイン戦では一度は追いつくも、後半終了直前にオヤルサバルに決勝点を挙げられ敗北。悲願のユーロ優勝は叶えられず2大会連続の準優勝に終わりました。
③途轍もなく大きなプレッシャーが
大会後サウスゲイト監督が退任を表明。その余りにも保守的で退屈なサッカーは批判を浴びましたが、W杯ベスト4、ユーロ2大会連続準優勝は紛れもなく立派な結果です。
また試行錯誤を駆使してPK戦での勝負弱さを払しょくする等悪しき伝統を破るきっかけ作りも行っており、確かな貢献度はあります。
しかしこの豪華なタレントを使いこなせなかったことは確かで、戦術的にも行き詰まっていたのは事実。今回の退任は致し方ないかと思われます。
気になる後任はポッター氏、エディ・ハウ監督(ニューカッスル)等が挙げられていますが、後任監督には「魅せて勝つ」という途轍もなく大きなプレッシャーが降りかかることに。このプレッシャーに耐えつついかにチームを作っていくのか、今後の動きにも注目です。
では
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