今回は強豪国のユーロ2024国別総括を書いていきます。
5回目は「オーストリア代表」です。
結果
2勝0分2敗 7得点6失点 決勝トーナメント1回戦敗退
主な布陣
①「教授」の就任
2022年カタールW杯では予選プレーオフまで辿り着くもウェールズに敗北し、出場ならず。ユーロ2020での輝きを見せることは出来ませんでしたが、2021-2022シーズン終了後に「教授」ラングニック監督が就任。
直近で就任したマンチェスターユナイテッドでは自身の戦術の幅不足に加え、スター選手の扱いやクラブ体質に苦しめられ結果を残せなかったものの、その理論は確かであり、チームの立ち位置を考えても良い選択肢であったと思います。
そしてその試みは見事に結果に現れ、ベルギー、スウェーデンと同居した予選では見事6勝1分1敗で2位通過を果たし、本大会出場を決定させます。
②色濃く出た哲学
その大きな要因は「色濃く出た哲学」。
前線から連動した激しいプレスを仕掛け、ボールを奪取すると素早く前線に預けのショートカウンターという指揮官が志向するスタイルを、選手達は忠実に実行。その戦い方は本大会でも披露し、初戦のフランス戦では力負けを喫したものの続くポーランド戦では見事に完勝。そして最終節オランダ戦でも本領発揮して見事に勝利。堂々首位で2大会連続の決勝トーナメント進出を果たします。
しかし決勝トーナメント1回戦ではデミラルの2発に沈み敗退。ベスト8進出はならなかったものの確かなインパクトを残し大会を去ることとなりました。
大会前には大黒柱アラバとカライジッチの欠場が決定。攻守共に不安を残していただけにここまでの結果は予想外で、その戦いぶりは十分躍進したと言えます。
③派手ながら安定感には欠ける戦い方なだけに
ラングニック監督は引き続き留任する事が決定。1998年以来のW杯出場に向けて再始動する事になります。
ここで気になるのはやはりその戦い方。その技術的な不足を運動量と強度で補うスタイルは嵌れば強豪国を圧倒出来るポテンシャルは秘めているものの予選では格下相手にいかに取りこぼしを減らすかも重要。その派手ながら安定感には欠ける戦いは諸刃の刃になりやすい為、いかに心身共のコンディションを整えるられるかがカギになりそうです。またザビツァーやライマー、バウムガルトナー等苦しい時に質を与えてくれる選手も不可欠で、彼らの状態にも気を配る必要はありそうです。
今大会で確かなインパクトを残したオーストリア代表。しかしレベルが高いヨーロッパ予選ではそれでも出場権が確保出来るかどうかは未知数。再び大舞台でその魅力的なサッカーを披露出来るか、注目です。
では
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