今回はWBC決勝、日本vsアメリカについて書いていきたいと思います。
日本 3-2 アメリカ
①お互い得点を挙げ徐々に投手戦に
運命の一戦、先発は今永投手。初回トラウト選手にツーベースを打たれるも無失点で切り抜けると、アメリカ先発ケリー投手も無失点で抑える等お互い順調とも言える立ち上がりを見せます。
しかし2回、今大会全試合&4本塁打と絶好調だったターナー選手にソロホームランを浴び先制を許します。
追いつきたい日本ですがその裏に村上選手が打った瞬間ホームランとわかる特大の一発を放ち同点に追いつくと、岡本、源田選手にヒットと四球で1アウト満塁のチャンスを作ると、ヌートバー選手の内野ゴロの間に1点が入り日本が逆転します。
3回は両チームとも投手を交代。マウンドに立った戸郷投手、フリーランド共に無失点に抑え、試合は徐々に投手戦に持ち込まれrることになります。
②強力アメリカ打線を寄せ付けず
試合の流れを掴む1点が重要になった中盤戦。日本は4回岡本選手に一発が飛び出し追加点を挙げます。
そして投手陣も、戸郷投手、髙橋宏斗投手、伊藤投手と見事に繋ぎ、強力アメリカ打線を寄せ付けず2点リードのまま終盤戦に。7回も大勢投手が見事に繋ぎ、ダルビッシュ投手、大谷投手にリレーが繋がっていきます。
③14年ぶり3回目のWBC制覇
8回はダルビッシュ投手が登板。1アウトからシュワーバー選手に一発を浴びるも何とか繋ぎ1点差のまま9回に。
そして運命の最終回にマウンドに上がったのは大谷投手。マクニール選手には四球を与えるも続くベック選手をダブルプレーに取り残りアウトは1つ。
最後のバッターは大谷投手のチームメイトであるトラウト選手。野球の神様が作り出したとしか言えないこの最高のシチュエーションで勝負はフルカウントまでに持ち込まれ、最後に投げ込まれた渾身のスライダーはトラウト選手のバットに当たることなく三振を取り、試合終了。
侍ジャパンが14年ぶり3回目のWBC制覇を果たすこととなりました。
総評
これ程ドラマティックな展開が予想できたのでしょうか。
試合は緊迫な投手戦となり、前日にサヨナラ打を放った村上選手が同点弾。そして1点差となる接戦でマウンドに上がったのは大谷投手。9回に入った時点でまさかとは思ったものの、2アウトでバッターとして立ったのはチームメイトのトラウト選手。
しかもフルカウントまで勝負は持ち越され、最後は空振りの三振。緊張感の高い状況でファンの方が最も望むであろう戦いで決着が付く、まるで漫画のような素晴らしい試合となりました。
そしてその主人公となったのはやはり大谷選手。初戦で先発を勤め、クローザーとして最後の打者を抑える。正に「大谷で始まり、大谷で終わった大会」となりました。
また見事な戦いぶりを見せてくれた選手達、そして彼らを纏めサポートした栗山監督含めのコーチ陣の方々、本当におめでとうございます。そしてありがとうございます。
プロ野球シーズン前に特大の話題を提供してくれた侍ジャパン。まもなく始まるペナントレースもこの勢いを持って盛り上がって欲しい所です。
では
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