今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、躍進するクラブについて書いていきたいと思います。
7回目は「ラージョ・バジェカーノ」です。
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基本布陣
①昨シーズンの躍進そのままに
昨シーズンはイラオラ監督の下リーグ戦12位、そしてコパ・デル・レイではベスト4に進出する等昇格チームとしては大健闘のシーズンとなりましたが、オフには好連携を見せていたアルバロ、フラン・ガルシアのコンビ、さらにカテナ、コメサーニャなど引き抜きの噂のあった主力が残留。さらにルジュン、カメ―ジョ等足りないポジションをピンポイントで補強することに成功します。
しかし最大の補強の目玉となるはずだったラウール・デ・トマスの移籍は締め切りに間に合わず移籍は不成立。(その後半シーズン出場出来ないことを飲んで加入。)
得点力に不安を残した状況で開幕を迎え実際序盤から得点力不足に陥るも、組織力を武器に盛り返し、レアルマドリードに勝利する等リーグ中断前には6戦無敗を記録し一気にジャンプアップ。さらに再開後も安定した成績を残し、欧州カップ出場権争いに食い込んでいます。
②継続する「ビエルサスタイル」
その戦い方は昨シーズン同様、緻密な守備から一気にサイドに展開するダイナミックなスタイルで、度々イラオラ監督のビルバオ時代の恩師であり、影響を与えたとされる「狂人」ビエルサ監督とも比較されています。
ただ恩師と違うのはより現実的でバランスに意識を置いていることで、最少失点で勝ち切る勝負強さも持ち合わせています。
そんな中で生命線になっているのはやはり両サイド。前述したアルバロ、フラン・ガルシアを擁する左サイド、そしてイシ、バジウ擁する右サイドの連動性は非常に高く、攻守においてサイドを制圧することが出来ています。
特にチャンスメイクに加えてチーム得点王にも輝いているイシの活躍は際立っており、前線の得点力不足を補っています。
③復調が待たれるストライカー
しかしこれ程までに魅力的なスタイルを用いりながらもやはり気になるのは得点力で、ファルカオは衰えが見えており、カメ―ジョもまだまだ才能の片鱗を見せているにすぎず絶対的な信頼はまだ見られません。
そんな中期待されるのが1月からチームに復帰しているラウール・デ・トーマスの復調。これまではコンディションが整わず途中出場が大半で、PKを外す等これまで無得点ではあるものの身体のキレは戻ってきており、さらに苛烈な戦いになるであろう終盤でのゴールラッシュが期待されます。
イラオラ監督の哲学が行き渡り、素晴らしいサッカーを繰り広げているラージョ。これから訪れる終盤戦も楽しみな存在です、
では
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