アーセナルvsニューカッスル～スコアレスドローに終わったものの～【サッカー】

リーグ総失点数2位と1位、更に順位も首位と3位、正に首位決戦になった1戦。

アーセナルはホームで、堅守を誇るニューカッスルを崩すことが出来るのか、注目です。

ということで先日行われたアーセナルvsニューカッスルの感想です。

両チームのスタメン＆結果

前半

アーセナルは4-3-3での同サイド圧縮の守備、対するニューカッスルはトーマスをギマランイスが抑える守備4-5-1の4-3-3を採用していました。

試合はニューカッスルがハイプレスをかけていきますがアーセナルのインサイドハーフのサポートが素晴らしく、プレスを掻い潜りチャンスを作っていきます。

それでも得点を奪えずにいるとニューカッスルも落ち着きを取り戻し、ウィルソンを起点としたカウンターで攻勢に出るもお互い得点を奪うことが出来ず前半を終えます。

後半

後半もアーセナルがボールを保持する状況になるものの、4-5-1で中盤のパスコースを消し、ウイングに対してダブルチーム、時にはトリプルチームで抑えにかかるニューカスル守備陣を脅かすことが出来ずに時間が過ぎていくと、対するニューカッスルも2枚代えを敢行するも効果的な攻めが出来ずに、切り札サン＝マクシマンも不発。

終了直前にはニューカッスルのハンド疑惑もあったものの、認められずそのままタイムアップ。首位決戦はドローで終わることとなりました。

総評

アーセナルは序盤に猛攻を仕掛けるものの得点を奪えず、さらにニューカッスルが敷くブロックを崩しきることが終始できず今季初のノーゴールとなりました。

しかしチャンスは確かに作れておりニューカッスル守備陣の出来の良さもあったので、一概に機能していないとは言えずその破壊力は健在（やや左サイドのボール回しは気になる所ですが）。今後もリーグを引っ張っていく存在になってくれそうです。

特にトーマスはギマランイスと素晴らしいつばぜり合いを披露。攻守におけるベストバウトを繰り広げました。また両センターバックは安定感抜群の守備を見せ無失点に貢献。カウンター一発でやられかねない状況でもあったので彼らの活躍は大きかったと思います。

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一方ニューカッスルは見事な守備組織で相手攻撃を零封。特にプレスバックと連動性が素晴らしく、連続得点記録を続けていた破壊力抜群のアーセナル攻撃陣を見事抑えました。

特に前述したギマランイスは勿論の事、シェアは持ち前の対人の強さに加え持ち上がりでチャンスを作る等躍動。ややカウンター一辺倒になりがちだった試合状況に良いアクセントを付けました。

スコアレスドローに終わったものの非常に魅力的な試合を見せてくれた両チーム。今後の戦いも楽しみです。

では