今回は強豪国のカタールW杯国別総括を書いていきます。
1回目は「ドイツ代表」です。
結果
1勝1分1敗 6得点5失点 グループリーグ敗退
主な布陣
①予想だにしなかった敗北
前回大会グループリーグ敗退に終わったドイツは、その雪辱を晴らすべく大会に臨んでいたことは間違いないと思います。
しかし一部主力メンバーのコンディションが戻らないまま初戦の日本戦を迎えるも、
・前線からのプレスが嵌らない事を利用してシュロッタ―ベックを起点にする
・ラウムを高い位置に押し込み伊東の攻撃力を半減させる
ことで相手を圧倒しプラン通りに進め前半を進めます。
ただ後半に日本が布陣を変えプランを変えると、これまでかみ合っていた歯車が徐々に噛み合わなくなると、日本の脅威になっていたギュンドアン、ミュラーを下げてしまったことで一気に攻勢に出られ、瞬く間に2失点。
さらに権田が完全にゾーンに入っていたこともあり最後まで得点を奪えることが出来ず、予想だにしなかった敗北を喫することとなりました。
確かに過密日程を考えると彼らの交代は理解は出来るものの、日本の勢いとスーパープレイに一杯食わされる形となり、大きくプランが狂うこととなります。
②最高の試合をするも時すでに遅し
そんな負けられない状況でのスペイン戦にドイツは今大会最高とも言える戦いを繰り広げます。激しいインテンシティに高い技術、そして名将同士の熱い駆け引き、サッカーの魅力そのものを体現しており、サッカーに興味がある方には是非見て欲しい1戦となりました。それでも引き分けたのは事実で、最終戦には勝利が必須でした。
そして行われた1戦、開始早々にニャブリがゴールを挙げるも後半に混戦から2点を奪われ逆転を許します。しかしその後は途中出場のハヴァーツか2得点を挙げる等再度逆転をして貫禄勝ち。それでも得失点差でスペインに競り負け2大会連続のグループリーグ敗退。
日本戦の敗北が大きく響き、最高の試合をするも時すでに遅しの大会となりました。
③続投が既定路線
そんな中ハンジ・フリック監督の去就も慌ただしくなりましたが、続投が既定路線になりそうです。
まず結果は出なかったもののサッカー自体の質は非常に高く、レーヴ監督にあった停滞感から完全に抜け出せたことが大きな理由だと思います。そして何より感じられたのは未来への大きな期待感であり、この屈辱をバネに更なる進化を果たしてくれるでしょう。
そういう意味ではユーロを制しながらもW杯予選を敗退したイタリア代表のマンチーニ監督と境遇はよく似ており、サッカー協会がコンセプトを持ってチームを作っているのが分かります。
今大会は悔しい結果となったドイツ代表ですがその強さは本物。今後もサッカー界をリードする存在となってくれるでしょう。
では
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