今回はカタールW杯優勝候補チームについて、
①中軸選手のコンディション
②強固な守備組織と局面を打開できるアタッカーの有無
③チームとして団結出来るか
の3点に絞って書いていきます。
3回目は「アルゼンチン代表」です。
予想フォーメーション
①気になるのは相棒のコンディション
現状チームの中心となっているのはメッシ(パリ)、ディ・マリア(ユベントス)、エミリアーノ・マルティネス(アストンビラ)の3人。その中でコンディション面で気になるのは怪我を繰り返しているメッシの相棒ディ・マリアです。
今季ユベントスに加入するもリーグ戦での先発は僅か3試合に終わっており、中々コンディションが整っていません。それでも出場すればクオリティの高いプレーを見せており、その実力は本物。その役割を考えても替えが中々効かず、チームの成績に直結するような存在ではあるので、今後の行方を見守っていきたいと思います。
またインサイドハーフ/ウイングのレギュラーであったロ・チェルソの本大会欠場が決定、メッシの相棒問題は引き続き悩ましい所です。
しかし当のメッシは至って順調。10月中旬に怪我で離脱するも既に回復しスーパープレーを連発。チャンピオンズリーグもグループリーグを突破し、リーグ戦でもある程度の差が開いているのでターンオーバーでの起用で調整を続けそうです。
彼がもし欠場になれば代役であるディバラが万全の状態で臨めるとは限らない&それ程易しいグループ(ポーランド、メキシコが同居)ではないだけに、優勝はおろかグループリーグ突破も危うくなるでしょう。
②若手の台頭で一気に強みに
これまで長年に渡り弱点になっていたGK、DFですが、前述したマルティネスに合わせて、ロメロ(トッテナム)、リサンドロ・マルティネス(マンチェスターユナイテッド)、ナウエル・モリーナ(アトレティコ)の台頭により一気に強みに。
センターバックに関してはオタメンディ、ロメロ、リサンドロ・マルティネスがしのぎを削っており、ハイレベルな争いになっています。
ただそれでも現時点で優勝を狙える程の戦力を擁しているかと言われれば疑問符が残りますが、今シーズン素晴らしい活躍を見せている選手が多く、個としても組織としても伸びしろは十分にあります。
そして局面を打開するアタッカーは間違いなくメッシ。今もなお世界最高峰の質の高さを見せています。
③頼る組織から支える組織に
2018年ロシアW杯はメッシへの依存度が異常な程高く(監督が彼にレギュラーを伺う程)、彼が徹底マークを受けるとチーム全体の輝きが無くなっている状況でしたが、今大会に臨むチームは仮に彼を抑えられたとしても他選手が輝きを放てる組織作りがされており、確実に依存度は減っています。
当初はその手腕に疑問符が多かったスカローニ監督ですが、2018年の教訓を生かし(当時のアシスタントコーチ)見事なマネジメント力を披露。コパ・アメリカの優勝など明確な実績を残し素晴らしい働きを見せています。
メッシに頼る組織からメッシを支える組織に。36年ぶりの優勝は現実的であると言えるでしょう。
では
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