きちのうすめ雑記

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宜野座伸元~心配性なガミガミメガネ~【PSYCHO-PASS サイコパス】

※ネタバレ有り


今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「宜野座伸元」について書いていきます。

🄫サイコパス製作委員会

①心配性なガミガミメガネ

公安局刑事課一係に所属する朱の先輩である監視官で、コールサインは「シェパード1」です。

眼鏡と長い前髪が特徴的な長身の美形の男性で、犯罪係数の高い人間を憎悪して社会から駆逐したいという一念でキャリアを歩むエリートです。

性格は生真面目で気が強く職務には忠実なタイプで、同期ながらも型破りな狡噛とは馬が合わず度々対立しています。また朱に対しては彼女が大胆な捜査をするたびに苦言をしており、狡噛に惹かれていることもあり度々警告を発する等、心配性な一面を見せています。縢曰くガミガミメガネで、執行官に対しては高圧的な態度を取っています。

「奴らは猟犬、獣を狩るための獣だ。それが執行官、君が預かる部下たちだ。」

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作中では有能ではあるものの奔放な部下達と上司に挟まれる中間管理職の立場で、自らのサイコパスを濁らせまいと神経をすり減らしている描写が多く、最も作中の世界観の中では人間らしい思考を持っている人物です。

 

②父との確執

作中では前述のように周りに振り回され、さらに忠告が嫌味に聞こえる等その尻拭いをさせられるやや不憫な役回りになっていますが、話が進むごとにその余りにも保守的な考え方となった原因が明らかになってきます。

実は執行官の征陸智己は父であり、憧れの刑事であった彼が潜在犯落ちしたこと、そして潜在犯の家族として辛い目に遇っていたことで確執が生まれ、さらにダメ押しとして相棒であった狡噛が潜在犯化したことで、親しい人物に裏切られた、置き去りにされたという心象により彼のスタンスを形どっていたことが判明します。

「いや、俺の経験則だ。かつて俺は、過ちを犯した相棒を失った。俺には彼を止められなかった。君に同じ轍を踏んで欲しく無い。」

その後も槙島(免罪体質者)の処遇に疑問を持ち、狡噛の言動にも振り回されてさらに消耗しますます色相が悪化していくことに。そしてウカノミタマウイルス調整センターにて槙島の罠にかかり左腕が潰れる重傷を負います。

「どいつもこいつも、俺を置き去りにして、勝手に向こう側に行きやがって!」

ただその際に致命傷を負った征陸とは最期の最期に親子の絆を確認し合えることになり、彼を看取ることになります。

 

③執行官として

その後左腕は義手となり犯罪係数が140を超え潜在犯になってしまいますが、執行官として生きることを選択します。

そして親子間にあったわだかまりが解消されたことで、これまでに見せていた張り詰めた姿勢も軟化されており、朱のよき理解者、そして霜月美佳を見守る役として刑事課一係に復帰することになります。

「でもな、不思議と後悔はしてないんだ。デカなんてろくなもんじゃない、それでも、誰かが引き受けなきゃならない仕事だ。そうだろ、親父。」

 

作中では終始周りの状況や人物に振り回され、余りその能力を存分に発揮出来なかった不遇なキャラでしたが、迷いが吹っ切れた2期では大暴れを願っています。

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では

 

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