きちのうすめ雑記

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阪神タイガース(2022)DeNA戦~逆転グランドスラムでも勝てず~【プロ野球】

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今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。

出典:スポニチ sponichi annex

阪神 4-5 DeNA ●西 1勝1敗

阪神 0-1 DeNA ●浜地 1敗

阪神 5-7 DeNA ●馬場 1敗

 

3勝 19敗 1分 56得点 98失点 6位

 

①エースの乱調

先発は西投手。初回打線はコントロールが定まらないロメロ投手を攻め立て、2アウト満塁のチャンスから糸井選手のタイムリー内野安打と糸原選手のタイムリーで早々に3点を先制します。さらに2回佐藤輝選手の弾丸ライナー本塁打が飛び出し4点差に広げます。

しかしその裏四球からランナーを貯めると、0アウト満塁のピンチから田中選手のタイムリーと宮本選手の犠牲フライもあり2点を返されると、4回には大和選手と藤田選手のタイムリーでついに同点に追いつかれます。そして5回宮崎選手にタイムリーツーベースを浴びた時点で西投手はここでノックアウト。

追いつきたい打線ですが5回、7回のチャンスを生かせずそのまま試合終了。エースの乱調が誤算の試合でした。

 

②投手の好投を見殺す

先発は小川投手。初回阪神はノーアウト2塁のチャンスを作るもクリーンナップを奪えず、3回、4回のチャンスも生かせない等、拙攻が目立ちます。一方先発小川投手は今シーズン最高の出来とも言える投球で6回まで僅か1安打投球。7回にはノーアウト1,2塁のピンチを招くも切り抜け無失点でマウンドを降ります。

その後は湯浅、アルカンタラ投手がしっかり0で抑えるも打線の援護は無く、10回浜地投手がソト選手にサヨナラ本塁打を浴び敗戦。残塁7と打線に工夫が見られず、投手の好投を見殺すこととなりました。

 

③逆転グランドスラムでも勝てず

先発は齋藤投手。初回打線は2アウト1,2塁のチャンスを作るも打てず先制のチャンスを逃すと、その裏2アウト満塁の大ピンチを招いてしまいます。しかしピンチを何とか凌ぐと3回その齋藤選手の2ベースを皮切りにノーアウト1,3塁のチャンスを作ると熊谷選手の犠牲フライが出て20イニングぶりの得点を挙げます。

しかしその裏ノーアウト2,3塁のピンチで牧選手に3ランを浴び逆転されると、2回にもピンチを作ってしまっていたこともあり齋藤投手はここで降板。悔しい結果となります。しかし4回1アウト満塁のチャンスに、代打小野寺選手が逆転グランドスラムで一気に突き放します。

ただ2番手馬場投手が大誤算で、4回楠本選手に一発を浴びると5回には暴投により同点。さらに3連打を浴び2点のリードを献上。試合はそのまま6回コールドで敗戦。明らかに球が高かった馬場投手に2イニング目を行かせたこと等、采配にも敗因があった試合となりました。

 

総評

3戦とも攻守が噛み合わない何とも言えない敗戦となりました。初戦は投手戦が予想されたものの西投手が乱調でノックアウト。そして2戦目は小川投手の頑張りがあったものの打線が援護を挙げられず、そして3戦目は逆転グランドスラムという最高のシチュレーションがあったにも関わらずそれを不意にする背信投球と継投策。

ただ2戦目は打線に工夫が見られず淡白な内容に終わり、3戦目は投手の交代策等疑問を持つような采配もあり、個々の選手達には頑張りが見えるだけに(正直小川投手の投球、小野寺選手のグランドスラムには感動を覚えました。)、首脳陣は打線の組み換えだけや選手の個々の判断に任せるだけでは無く、もう少し工夫を見せて欲しい所です。

開幕から調子が良かった近本、大山選手がやや湿りがちな今、より指揮官の判断が問われることになるでしょう。

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では

 

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