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セルティックの日本人選手大量獲得~古橋選手の成功と日本人を良く知る監督~【サッカー】

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今回はセルティックの日本人選手大量獲得について書いていきます。

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Getty Images

スコットランド1部リーグのセルティックは12月31日に前田大然選手(横浜F・マリノス)、旗手怜央選手(川崎フロンターレ)、井手口陽介ガンバ大阪)の獲得を発表しました。前田選手は買取オプション付きのレンタル、旗手、井手口選手は4年半契約の完全移籍となっており、セルティックは既存の古橋選手を含めた4人の日本人選手を抱えることとなりました。

 

①古橋選手の成功で

この移籍劇には古橋選手の成功があります。昨シーズンオフに移籍したFWはここまで公式戦26試合に出場し、16ゴールを挙げる大活躍でスコットランドリーグを席巻。

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特にそのオフザボールの質の高さは、やや対人に重きを置くスコットランドリーグのDFをキリキリ舞にして度々鋭い飛び出しで置き去りにしました。またトランジションを重視しボール保持をベースにするチームの為、瞬間的なスペースメイク、そしてカウンタープレスと彼の良さが活きたことも大きかったと思います。

何よりも初めての異国のプレーでの彼が上手く適応できたのは特筆に値します。ホームデビュー戦でハットトリックという申し分ない結果を上げたのもチームメイトやファンの心を掴むには十分であったでしょう。

日本人選手の価値を上げた「先輩」の活躍は3選手にとってはチームに馴染むためには大きなアドバンテージとなってきそうです。

 

②日本人を良く知る監督

そしてセルティックを率いるのは元横浜F・マリノスのポステコグルー監督。長年Jリーグで指揮してきたことにより日本人の特長を把握しており、彼らの生かし方も周知している監督です。

またマリノス時代には興国高校から4人を同時入団させたように、チームに出来るだけすんなり馴染めるような心遣い等人間性も素晴らしく、海外挑戦をするにはこれ以上ない監督であると思います。

ただチーム作りはそれ程早い監督ではないので、3選手にとってはスムーズに馴染めるような「結果」が欲しい所です。

 

③監督が留任し続けることが重要

気になる起用法としてはまずは前田選手は両ウイングでの起用が予想されます。これまでスピードと献身性は凄まじいもののオフザボールに課題があった選手でしたが、Jリーグでは著しい成長を見せ得点王を獲得。ベストは左ウイングですが右でも機能する選手ですのでアバダ、ジョタとのレギュラー争いに勝てるか注目していきたい所です。

そして井手口選手は中盤のインサイドハーフ起用が有力です。アンカーだと動き過ぎる傾向がある為使いにくく視野もそれほど広くはないタイプなので、持ち前の推進力、そしてインテンシティーの高さを生かすべくインサイドハーフ起用が最適解であると思います。ただ中盤はターンブル、ロギッチ、マグレガーと軸が決まっており、熾烈なレギュラーに勝利できるかがカギになりそうです。

最後に旗手選手は非常にポリバレントな選手なので左サイドバックインサイドハーフ、ウイングどこで起用しても自身の良さを出せる選手です。その為ポジションを選ばずいかに「試合」に出続けるかが重要になりそうです。

ただ何よりポステコグルー監督が留任し続けることが重要です。特に今シーズン途中解任等になってしまうと一気に居場所を無くしかねないので(特に日本人のようなEU外選手は「とりあえず」使われない傾向にあります。)、監督交代が無い事、そして自身の良さを出し続けることが必要になってくるでしょう。

 

かつて中村俊輔選手が「伝説」を作り上げたセルティック。今回加入する3選手はどのようなインパクトをスコットランドで与えてくれるのでしょうか、注目です。

 

では

 

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