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矢野燿大監督(2021年)~精神的な焦りがモロに~【特集】

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今回は2021年阪神タイガーズの矢野燿大監督について書いていきたいと思います。

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出典:スポニチ sponichi annex

今シーズンの成績

78勝 56敗 10分 541得点 508失点 1位

 

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①後半の失速のイメージが強いものの

矢野監督政権3年目。今シーズンはコロナ禍により他球団の外国人選手の入国が遅れ、戦力が揃っていた阪神が戦前から有利との声が大半を占めていました。

そんな中矢野監督は新人選手3人(佐藤輝選手、中野選手、伊藤将投手)を1軍に抜擢し好調を維持。巨人の食らいつきがあったものの4月中盤には早くも貯金10、6月中盤には貯金20に到達する等優勝に向けて確かな歩みを見せていました。

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しかし後半戦には打線の大半が不振に陥り再編を余儀なくされると、巨人に首位奪還を遂に許してしまいます。その後何とか持ち直すも急浮上したヤクルトに追い抜かれ離されることに。10月には再び波に乗るも及ばず最終戦で敗北。優勝を逃しました。そしてCSでは気落ちしたのか巨人に2連敗でシーズン終了。

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ゲーム差なしの2位、引き分けの少なさが目立ったものの、貯金21はここ10年では最多で近年では最高の成績を収めたと言えます。また後半戦失速のイメージは強いものの貯金は作られており、あれだけの不調者がいながら良く戦えていたと思います。ただヤクルトの勢いに飲まれ逆転されてのV逸は受け入れがたく、非常に悔しいシーズンであったことは間違いありません。

 

②精神的な焦りがモロに

そんな中、矢野監督は選手の入れ替えのタイミングや起用法は決して大幅に間違っているとは思えず(疑問に思ったのはオリンピック後のマルテ選手の昇格時期ぐらいです。)、特に終盤戦の追い上げは島田選手や坂本選手など調子の良い選手を積極的に起用したことで生み出されたもので、全体的に考えれば本当によくやってくれていると思います。

ただ懸念は7月のヤクルト戦でも暴言があったように、ナーバスになると明らかに焦っているのが分かってしまう事です。3年目で初めて「追われる立場」になったので致し方無い部分はありますが、傍から見ても心配になるくらいの焦りがチームに伝達しない訳はなく、その後の戦いに影響したのは間違いないでしょう。

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元々頭に血が上りやすい人であることは過去の言動(バレンティン選手への飛び膝蹴り等)でもわかりますし、選手の為に声を挙げるのは悪いことではないのですが、もう少しクールダウンを心がけ相手にリスペクトを持った発言をしなければ所謂「心理戦」には勝てません。特に来シーズンも強力なライバルになる巨人の原監督は心理戦のスペシャリストである為、呑まれないように気持ちだけは平静を保って欲しい所です。

 

③失敗が許されない4年目へ

今シーズンの結果を受けて4年目に入ることになった矢野政権ですが、来シーズンに向けて懸念点は少なくありません。特に気になるのは1軍コーチ陣の「現状維持」です。

中でも内野守備コーチの久慈コーチの留任は疑問が多く、就任してから過去3シーズン全てでリーグ最多失策を喫しています。

久慈コーチはこれまで4年連続最多失策に関わっており指導が疑問視されますが、実際2012年、2013年にはリーグ2位に少ない失策数を記録しており、決して指導理論が間違っているとは言い難いです。ただその指導法が選手に合っているかどうかはまた別で、就任した3年間で現状成果が出ているとは言い難く、変化は必要な場所でもあったので留任は不安な所です。

彼らと最後まで戦いたいという監督の希望もありますが、チーム全体の事を考えるとこの留任劇はマンネリ化という意味でも疑問があります。逆に自身の首を締めなければいいのですが、、、。

 

敢えて「変わらない」ことを選んだ矢野監督。失敗が許されない4年目がもうすぐ始まります。

 

では

 

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