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鳥谷敬選手 引退~派手ではないが自身の仕事を全うする「仕事人」~【特集】

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今回は2021シーズン限りでの現役引退を決めた鳥谷敬選手について書いていきたいと思います。

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出典:スポニチ sponichi annex

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①派手ではないが自身の仕事を全うする「仕事人」

鳥谷選手は2003年に自由獲得枠で阪神に入団。ルーキーとなった2004年は開幕こそは藤本選手に譲るも、後半戦にはスタメン起用も増え101試合に出場する活躍を見せます。

すると翌2005年は開幕から正遊撃手として全試合にフル出場。オールスター出場を果たすなど阪神の優勝に大きく貢献。終盤には上位打線に組み込まれるなど台頭していきます。

そして2006年からは当たり前のように全試合フルイニングで出場。抜群の選球眼(2011~2013までは最多四球を記録)と勝負強さを持ち(2010年には104打点を記録)、2017年には2000本安打を達成しています。

また肩を痛めた晩年の金本選手の守備のフォローをする「ショフト」でも機能する程の守備範囲の広さ(2010年辺りはUZR10以上を記録)と正確なスローイングが持ち味の守備でゴールデングラブ賞を遊撃手で4回、三塁手で1回獲得する守備、そして2013年のWBCでの盗塁で象徴されるここぞという時の盗塁や的確な走塁など攻守走に秀でた選手として、2000年代中盤~2010年の阪神を象徴する選手となります。

決して派手さを好む選手ではないですが(プレーは派手ですが)自身の仕事を全うする「仕事人」としてチームに大きく貢献した選手であると言えます。

 

②勤続疲労の影響が色濃く

しかし2016年からは北条選手の台頭や自身の不振によりやや苦しい立場になるも、2017年には三塁手で復活を果たします。しかし2018年は大山選手の台頭で再び出番を減らし、二塁手にも挑戦する等以前のような絶対的な存在にはなり得ませんでした。

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そして2019年は木浪選手の入団で守備ポジションが無くなり、主に代打での出場になりますが矢野監督の執拗とも言える起用にも応えることが出来ず、深刻な打撃不振からは抜け出せませんでした。そしてオフには戦力外通告を受けロッテに入団。2年間のプレーの後現役引退が決定しました。

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様々な怪我を経験しながら(2017年のフェースガードは印象的です。)、NPB歴代2位の公式戦1939試合連続出場、667試合連続フルイニング出場、日本新記録となる遊撃手としての通算出場試合数(1768試合)等素晴らしい継続性を見せた選手で十分称賛されるものですが、現役晩年は流石に勤続疲労の影響が色濃く影響しており、金本選手と同様やはりベテランに差し掛かると定期的な休みは必要であることがわかります。(前述した金本選手や広島の田中選手のように連続試合出場は所謂「聖域化」となりやすいので批判を浴びやすいです。)

NPB通算2243試合 2099安打 138本塁打 830打点 1055四球 通算出塁率.368

球史に残る記録を挙げユニフォームを脱ぐこととなりました。

 

③いつか虎の縦縞で指揮を

ロッテはまだCSがある為まだ鳥谷選手のプレーを見ることは出来そうですが、どうしてもその後が気になる所です。

そのままロッテのコーチとしての就任や解説者になるなど色々憶測は囁かれていますがやはり見たいのは「虎」の縦縞で指揮する姿です。過去岡田監督、久慈、藤本コーチ等あまりいい別れ方をしていなかった選手でさえも阪神はコーチや監督として雇っている過去があります。その為鳥谷選手のコーチや監督就任は本人が望めば間違いなく受け入れてくれると思われ、期待も膨らみます。

 

兎に角まだお互いシーズンは終わっておらず、日本シリーズでの対戦も十分あり得ます。ただ今は残りの数少ないプレーを目に焼き付けておきたいです。

 

では

 

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