今回は日本ハム監督に就任した新庄剛志監督について書いていきたいと思います。
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①パリーグの人気上昇の立役者
上記の記事でも書きましたが新庄選手は初めて見た「プロ野球選手」でした。昨年の12球団トライアウトを終えその後もYoutube等を中心に活動していましたが、10月29日日本ハムファイターズの監督に就任することが決定しました。正直噂にはなっていたものの飛ばしであると思っていたので非常に驚きました。
新庄選手といえば阪神、日本ハム、メジャーで活躍したスター選手で、10度のゴールデングラブ賞、ベストナイン3回、そして通算で1524安打、225本、816打点を挙げている一流選手です。日本ハムでは2006年の引退年では日本一になるなど「持っている」選手でもあり、当時低迷していたパリーグ人気を押し上げ、最終年には札幌ドームを観客満員にする等、今のプロ野球人気を作った選手の一人でもありました。
しかしその球場の派手なパフォーマンスや突拍子もない行動（敬遠球をヒット、オールスターでホームスチール等）は度々議論の的になり、常に賛否分かれる選手でもあります。（私は当然言うまでもなく大好きな選手です。）
②意外な程の理論派
しかし前述した突拍子の無いプレーは実は周到に用意されていたもので、相手の癖や特徴を把握したうえで行っていたことがわかりました。
そして外野守備の理論に関しては確固たるものがあり、決して全て感覚で野球を行っているわけではないことがわかっています。（打撃に関しては苦手であると本人も発言しているので、反復練習とセンスで補っていたと思われます。）
またあの時代ぽっこりお腹の選手が多かった中、一人引退までスリムな体型を維持しており、ストイックな食事管理やトレーニングをしていない訳がありませんね。
意外な程の理論派、そして野球に対しての真摯さは本物で、監督業も上手く行えると思います。
③暗いムードを吹き飛ばすそのメンタリティー
ただ何より期待したいのはその前向きなメンタリティーです。日本ハムは今シーズン界に低迷し、主砲中田選手の暴力事件などあまり明るい話題はありませんでした。（ただ最近は来季に繋がる若手の活躍もあり、チームの雰囲気も悪くはありません。）
そんな中での新庄監督の就任。明るくならない訳がなく、暗いムードを吹き飛ばすそのメンタリティーで、来シーズンは今までとは違う明るいベンチとチームを感じられる事になりそうです。
ただ決定的に違うのは「見られる事での緊張感」です。世間からの注目は勿論集まるので下手なプレーは見せられない。エンターテイメント性溢れる一方、やはりプロとして結果を挙げないといけない。近年マンネリ化がどうしても付きまとっていたチームを一新するには打ってつけの人物であったと思います。
球界を代表するスター選手を監督として迎えた日本ハム。来シーズンが楽しみです。
では
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