きちのうすめ雑記

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2021~2022シーズン 序盤のインパクトチーム ブレントフォード~統計分析を用いたクラブ運営~【サッカー】

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今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン序盤のインパクトチームについて書いていきたいと思います。

 

順位はもちろんのこと、戦術、内容でインパクトを残したチーム中心で書いていきます。


5回目は「ブレントフォード」です。

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Getty Images

主な布陣&選手

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①統計分析を用いたクラブ運営

ブレントフォードは今シーズン初めてプレミアリーグに昇格したクラブですが、非常にクラブ運営が興味深いです。2012年からオーナーになった元プロギャンブラーで統計分析会社SmartOdds創業者のマシュー・ベンハム氏は独自の統計分析で用いてクラブを運営。2016年にはアカデミーを廃止し他のクラブのアカデミーから放出される17~20歳の若手選手を中心としたBチームを創設する等、独自路線を突き進みました。

その運営方法は度々「サッカー版マネー・ボール」と呼ばれ議論の的となりましたが、年間予算が少なく更に本拠地がサッカークラブが無数にあるロンドンであることも合わせて極めて論理的な処世術であり、地道に成果を挙げ昨シーズンプレーオフを勝ち抜き初めてのプレミアリーグ昇格を決めました。

因みにベンハム氏は2014年にデンマークのミッティランを買収しチャンピオンズリーグ本選出場を果たすなど、他クラブでも成果を挙げています。

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②多種多様なセットプレーと守護神の活躍

ただ世界最高峰のプレミアリーグではそう簡単にはいかず、主力級での獲得はセルティックから獲得したアイエル、そして提携クラブとも言えるミッティランから獲得したオニェカぐらいと戦力も補強も足りない前評判でした。

しかし開幕のアーセナルで大金星を挙げると、その後もウルヴス、ウェストハムを撃破、リヴァプール戦では壮絶な打ち合いで引き分けに持ち込むなど、特大のインパクトを残しました。

その大きな武器の一つは「多種多様なセットプレー」にあります。様々な形がデザインされておりその精度も良く、相手クラブを惑わせます。最近ではウェストハム戦でのアディショナルタイムでのウィサのゴールはインパクトに残るゴールでした。

そして守護神の活躍です。システムは5-3-2で守備を固め2トップに当てるオーソドックスな形を取っていますが、その中でも光るのは守護神ラヤの活躍で、安定したセービングで堅守を支えています。また複数失点を喰らったのがリヴァプール戦のみと大崩れしないのも心強い所です。

また指揮官のフランク監督はマネジメント面に優れた監督という前評判通りのモチベーターぶりを発揮。プレミアリーグの舞台でも臆することなく選手達は躍動しています。

 

③ダークホースとなり得る実力

2018-2019シーズンのウルヴス、2019-2020シーズンのシェフィールド、そして昨シーズンのリーズと近年のプレミアリーグでは昇格チームから特大のインパクトを残すクラブが毎年のように出ています。

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そして今シーズンはブレントフォードが注目され、予想以上の活躍を見せています。

ただセットプレー対策が進んだ時の対策や選手層の薄さもあり、このまま上記の3チームのように一桁順位で終えるにはまだまだ壁が立ちふさがっています。

しかしそんな壁も打ち砕くようなパワーがチームにはあり、ダークホースとなり得る実力は十分に持ち合わせていると言えます。

 

ブライトンと共にプレミアリーグをかき回すブレントフォード。今後の戦いも楽しみです。

 

では

 

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