※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ヴィータ・クロチルダ」について書いていきたいと思います。
①深淵の魔女
結社身喰らう蛇(ウロボロス)の最高幹部であり、「蛇の使徒」の第二柱の女性でグリアノスと呼ばれる蒼い鳥を使えている魔女です。柱としては「蒼の深淵」、他異名としては「深淵の魔女」「深淵」とも呼ばれています。
物腰が柔らかく妖艶な雰囲気を持っており、目を付けた異性に度々アピールを試みる等節操のない悪女のイメージがありますが、(マキアスはすっかり骨抜きにされていました、、、。)本質的には面倒見の良いお姉さんタイプで、結社所属ながらリィンと共闘or協力を度々行っており、妹分であるエマに対しても常に気を掛けている描写があります。
ただかなり入れ込む性質があり、レーヴェに度々アプローチを掛けるも袖にされたり、クロウに対しても想うものがあるらしく侮辱された際には激高する場面も見られます。
軽薄に見せながらかなり情熱的な一面を持つ魅力的な人物となっています。
「ふふっ……よかったらご贔屓にね、学生さんたち。」
②なんだかんだ
初登場は「空3rd」ですが声のみで、本格参戦するのは「閃」となります。
帝都歌劇場のトップスター「蒼の歌姫(ディーバ)」として活動しており、実習にてリィン達に初めて接触します。同時にその裏でトリスタ放送のトークバラエティ「アーベントタイム」のメインパーソナリティ「ミスティ」としても活動しておりリィンの周りに度々現れます。そして終盤「深淵の魔女」として正体を明かし、「貴族連合」による帝都占領の様子を見せつけました。
その後「閃Ⅱ」ではクロウと共に貴族連合に参加し、敵とも味方とも取れない行動を取りますが真の目的は「幻焔計画」遂行の為であり、終盤でリィンとクロウを激突させて「相克」の条件を疑似的に満たさせるなど行動を起こします。しかしクロウの敗北やカイエン公爵の暴走で「緋き終焉の魔王」が出現。結果的にクロウは死亡、さらにオズボーンが「幻焔計画」を乗っ取ったことで敗走することになります。
「カイエン公、その手を放しなさい。これ以上場を弁えないのなら・・・私にも考えがあるわよ。」
「閃Ⅲ」では得物の杖を魔女の長に返却しミュゼやトマスと接触、結社と袂を分かち各地を転々とすることになります。同時にアーベントタイムも再開します。そして自身の過去も判明、終盤にヴァイスラント決起軍に合流します。
「閃Ⅳ」でもミュゼに協力しており、オズギリアス盆地ではリィンを助けに駆けつける等終始味方となっています。終盤の「塩の杭」攻略戦ではオーレリア・ヴィクター・トヴァルと共に「最凶チーム」を結成します。
「創」では「逆しまのバベル」突入時にリィン達をサポートすべく登場しますが、パーティーインは「真・夢幻回廊」のみとなっています。
③トップレベルのアーツ使い
戦闘では「閃Ⅱ」までは「魔杖ケリュケイオン」、以降は「妖扇グリアノス」を使用しますが基本的にはアーツを使った戦闘が主です。
使用出来るのは「閃Ⅱ」の夢幻回廊(幻夢鏡装備のみ)、「閃Ⅳ」の最終盤、「創」の「真・夢幻回廊」のみと期間が短いですがその性能は「破格」で、数ある魔法アタッカーの中ではトップレベルのアーツ使いとなっています。またオーダー「秘術《蒼孔雀》」での火力の底上げ(与ダメージ+100%)があるので、再高威力でのアーツを叩き込むことが出来ます。ただクラフトは全体攻撃「瑞鳥神楽」の威力が高いぐらいで補助、回復が無いので物足りないものはあります。
未だ結社に戻っている様相は無いので「黎」では出番は無さそうですが、ふらっと訪れ気まぐれに助けてくれそうなキャラなので再登場を楽しみにしています。
では
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英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-
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