重要になる中東でのアウェー戦。厳しい位置にいる日本代表は最低でも勝ち点1を拾っておきたい所です。
ということで先日行われたサウジアラビアvs日本の感想です。
日本の布陣&結果はコチラ
前半
日本は怪我人続出の右サイドに浅野を起用した守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用、サウジアラビアは守備4-4-2の4-2-3-1を採用していました。
試合は始めは日本がボールを保持する形になりますが、サイドの幅が取れず縦にボールを急いで入れすぎる為攻撃が停滞します。そして前線の守備の役割が曖昧な為、相手に容易にボールを回させ、更にサウジアラビアが後ろ3人でボールを回すようになったため完全に機能不全に陥りました。そしてボールの取り所を示せないまま危険なエリアにボールを送られピンチを招きました。
攻撃も裏を狙ったカウンターと右サイドからのクロスには可能性を見出すも、再現性は無く前半を終えます。
後半
後半も不用意なボールロストが目立ち、何も改善点は見られませんでした。原口、古橋を投入も原口は不得意な右サイドの配置と噛み合わず状況は好転しませんでした。
そして柴崎の不用意なバックパスをかっさわれて失点し先制点を奪われると、直後に守田、オナイウを投入。そして長友が高い位置をとれたことで攻撃はやや改善されますが時すでに遅しで試合終了。W杯出場に黄信号が灯る敗戦となりました。
総評
正直今後に希望が見えない試合でした。
試合を通して守備(どこでボールを奪い)攻撃(弱点を見つけそこを突く)共に曖昧で選手の頑張り「のみ」に懸けているようにしか思えませんでした。
また前半でも判断力が悪くボールロストを連発し酷い出来だった柴崎を70分まで引っ張り、挙句の果てに失点に直接関わらせその直後に交代。庇うような発言はあったものの選手にとってこれ程残酷な仕打ちはありません。(直接的な戦犯になり兼ねない)
そして案の定右原口を不得手な右で起用。采配でも違いを生み出すことは出来ませんでした。
内容が乏しいのは前からでしたが遂に結果も伴わなくなり、正直監督交代が得策であるように思いました。
今までも選手達の発言から見ても気配りが出来る「いい人」であることは分かります。ただプロの世界では結果が全てで、またそれに繋がる「経緯」が重要です。森保監督は今やどちらも失っている状況にあり、このまま続けるのは困難であると言わざるを得ません。個人的にはあまり安直な監督交代は考えないタイプ(監督も選手と同様改善、成長も出来る考えがあります)なのですが流石に無理があります。
また監督を決める田嶋会長も擁護する立場で、余りにも楽観的な所が目立ち自己保守的な部分も多く、もし後任監督を選ぶとしても不安でしかありません。(どこかのスペインのメガクラブにも似通ったものはあります。ただ違約金の心配がないだけ日本代表の方がヤバい気がしますが、、、。)
過去最高とも言えるメンバーを揃えながらW杯出場権を逃すという「最悪のシナリオ」にならない為にも日本サッカー協会(JFA)の判断に期待したい所です。
では
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