今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第15回目は「ローマ」です。
主な加入選手
ビーニャ(←パルメイラス)
ショムロドフ(←ジェノア)
エイブラハム(←チェルシー)
主な放出選手
ミランテ(→未定)
パウ・ロペス(→マルセイユ)
ファン・ジェズス(→ナポリ)
ブルーノ・ぺレス(→トラブゾンスポル)
パストーレ(→エルチェ)
ペドロ(→ラツィオ)
ジェコ(→インテル)
予想フォーメーション
①驚きのモウリーニョ監督就任
ローマは昨シーズン7位に沈み、フォンセカ監督が退任しました。そして新監督にモウリーニョ監督が就任しました。この就任は高年俸が発生する金銭面やローマの現状の戦力等を見てもあり得ない就任だったので大変な驚きを持って伝えられました。
そしてローマはかつてインテルでトレブルを果たした監督の就任を「狂騒曲」に例え(某Dazn解説者のロマ二スタの方も大歓迎の意を示していました。)彼を迎えます。
それに応えるかのようにモウリーニョ監督も「私は”モウリーニョのローマ”ではなく、ロマニスタのためのローマ”を求めている。」とコメントしサポーターのハートをワジ掴みにし、一気に空気をモウリーニョ劇場に変えました。
その流石とも言えるこのコミュニケーション能力で最初の難関であった「熱狂的なロマ二スタを味方に付ける」ことは出来たと言えます。
②守備の構築とストライカーの覚醒
そして昨シーズン不安定だった守備はやや物足りない個を組織で補うことでカバーし、まずまず安定してきています。まだルイ・パトリシオのセーブで助けてもらう部分は多々ありますが、今後戦術が浸透してくるとより強固さを増してくるでしょう。特に守備の中心であるマンチーニにはより一層の成長が期待されます。
また攻撃陣では新加入のエイブラハムの存在感が際立ちます。ここまでまだ1ゴールなものの強引なプレーが目立っていたチェルシー時代と違い、味方との連携を意識したプレーが多くザニオーロ、ペッレグリーニ、ムヒタリアン、ショムロドフ、エル・シャーラウィ、カルレス・ぺレスと魅力的なタレントを誇る2列目を生かすプレーが今後も期待出来ます。
そしてモウリーニョ監督の「伝家の宝刀」であるロングカウンターの仕上げ役としての役割をどこまでこなせるか注目です。
③トロフィーを狙いたいカップ戦
開幕3連勝とこれ以上ないスタートを切れましたがまだ上位陣との戦いは無く、27日のローマダービーでチームの力が真の意味で試されると思います。ただ戦力的にリーグはチャンピオンズリーグ出場権を得たら満足であると思います。逆にトロフィーを狙いたいのはコッパイタリアとカンファレンスリーグです。
チャンピオンズリーグ優勝2回を誇り、カップマイスターとも言えるモウリーニョ監督の采配も含めてカップ戦の戦いは興味深いです。
再びチャンピオンズリーグの大舞台に舞い戻れるのか、そしてカップ戦での躍進はあるのか、要注目です。
では
ASローマ オフィシャル ペンポーチ(マルーン)【サッカー ステーショナリー グッズ 文房具】(RM1812)【スポーツ ホビー】【店頭受取対応商品】
|
|