今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第12回目は「バルセロナ」です。
主な加入選手
メンフィス(←リヨン)
デミル(←ラビット・ウィーン)
ルーク・デヨング(←セビージャ)
主な放出選手
フィルポ(→リーズ)
エメルソン(→トッテナム)
モリバ(→ライプツィヒ)
メッシ(→パリSG)
トリンカオ(→ウォルバーハンプトン)
予想フォーメーション
①クラブの「象徴」との別れ
シーズンオフは正に「激動」でした。前体制による巨額の負債で補強がままならず、ラ・リーガのサラリーキャップ制によりクラブの「象徴」メッシとの別れ、そして最終日には大物グリーズマンをアトレティコマドリードに放出(レンタル)する等、攻撃陣の大幅な改変を強いられました。
更に獲得したエメルソンをトッテナムに「転売」する等謎の移籍もあり、クラブの混乱が見て取れます。そしてウォームアップをするだけでウンティティ(年俸減額に応じなく、メッシ放出の遠因と見なされ)がブーイングを浴びたり、カンプノウでの初戦、試合開始10分でメッシコール+ブーイングが行われる「異常事態」が起こり、ファンにとって「メッシロス」は今後暫くは続きそうです。
②右ウイングの選手選考
そんな中中心選手として活躍が期待出来るのはメンフィスです。開幕から好調で、クーマン監督も彼のプレーは知り尽くしているので起用法が上手くハマっています。またセビージャからポストプレーヤーであるルーク・デヨングも獲得しており、怪我で出遅れているものの実績、能力共にずば抜けているアグエロ、そしてメッシから10番を受け継いだファティなど攻撃陣の頭数は揃っていると思われます。
しかし現行では右のハーフスペースを取れる選手が不足しており、ブライトバイテ、デミルのみと(デンべレはよりワイドで生きるタイプです。)かなり不安な所です。そこが最も得意なメッシ、グリーズマンを同時に手放した弊害がモロに出ており、今後の右ウイングの選手選考に注目されます。個人的にはデミルに期待したい所ですが、、、。
そして守備では新加入のエリック・ガルシアが重用されていますが、正直裏をカバーする動きが緩慢で守備者としてはかなり不安です。しかしスペイン代表でもレギュラー起用されており今後を期待されているタレントなので、先輩ピケの背中を見て個の力を伸ばし成長していきたい所です。
③再建の年に
今シーズンのバルセロナは「再建の年」として位置付けられていると思います。リーガではチャンピオンズリーグ出場権獲得、チャンピオンズリーグではグループリーグ突破がノルマになってくるでしょう。
さらに求められるのは未来のタレントの育成で、守備はアラウホ、中盤ではペドリ、前線ではファティとある程度育ってはいますが、ミンゲサ、エリック・ガルシア、ニコ・ゴンザレス、ガビ、プッチ等ユースやBからも好タレントが出てきています。
若手選手の育成とある程度の結果を出す。それを混迷続く状況で成し遂げられるのか、クーマン監督にとっては試練の年となってきそうです。
では
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