きちのうすめ雑記

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銀魂~ギャグとシリアスのバランス~【銀魂】

今回は映画「銀魂 THE FINAL」でシリーズが完結した「銀魂」について書いていきたいと思います。

 

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出典:シネマトゥデイ

経歴

銀魂は2004年から週間少年ジャンプで連載された空知英秋先生が描く漫画で、作者曰く「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」らしいです。

連載当初は人気が低迷して打ち切りも検討されていましたが、徐々に人気が出てきて(真選組や桂、高杉の登場が大きかったと思われます。)紅桜編で本格ブレイクし、ONE PIECENARUTOBLEACHに次ぐ2000年代を代表するジャンプの看板漫画となりました。総発行部数は5500万部で歴代36位。

2019年に漫画は完結し、アニメ劇場版は「THE FINAL」を含めると3作、小栗旬さん始め有名俳優をキャスティングした実写版は2作公開され、いずれも大ヒットを記録しています。

 

①下ネタも辞さない問題作

銀魂の大きな魅力な点はその「問題性」にあります。普通の漫画ではとても言えないような内容(業界の裏側やパロディネタ)などをふんだんに取り入れ、版権などもギリギリ(ほぼアウト)的な内容も辞さないです。

また下ネタもふんだんに取り入れられ、子供が見たら大丈夫かなと思う場面は多々ありますが(おそらく今連載&流行りのピークであれば大問題にされていると思います。)、どこか嫌味ではないのは不思議ではあります。

アニメでもそのスタンスは変えず、様々な問題を引き起こしています。知っている限りでは民○党(○舫議員ネタ)や東○(プリ○ュアネタ)、ジ○リ(ナ○シカ)等大手メディアなどをパロディしてその回が放送中止になったり、抗議を受けたりしています。

さらに2期まではサンライズが製作を担当していたことでガ○ダムネタも登場(しかも声優ネタも)し中々の攻め具合を見せています。今ではとても考えれない問題作ですね。

 

②ギャグとシリアスのバランス

反面要所で出てくるシリアス回はキャラの芯の強さや生き様をとても熱く表現されており、魅力を更に引き立たせる場面が多いです。特に主人公の銀時、真選組局長である近藤はギャグパートではダメダメ度が高い分、シリアスパートでのカッコよさはより際立つと思います。

それによりセリフもかっこよくなっており数々の名言が生まれています。

「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ、発情期ですかコノヤロー。」

また他国(宇宙人)に支配された幕末をベースにした舞台なので、悲惨で残酷な描写(遊郭や暗殺等)も多く、現実を強く感じる場面もあります。

支配された世界という「現実」でギャグ(虚構)もありながらもシリアス(信念)を貫いていく人々の物語。そのバランスが素晴らしく絶妙な作品であると思います。

 

③ターゲット層の拡大

また「ターゲット層が拡大した」ことが人気増大の要因であると思います。

最近の大ヒットマンガの「鬼滅の刃」「呪術廻戦」もそうですが、女性人気が本格的に話題になった作品は、私が知っている限りでは銀魂や「テニスの王子様」が最初の方ではないかと思われます。

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所謂熱血系ではなく斜に構えながらも芯を持った人物が多く登場し、その絆に心打たれるシーンを多く取り入れ、多くの女性人気を得た漫画で(カッコいい女性キャラが多いのも要因なのかも知れません)、やや「少年的要素」に頭打ち感があったジャンプに新たな層を取り入れた作品であるとも言えます。

 

では

 

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