きちのうすめ雑記

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UEFA EURO2020グループリーグ感想~奇跡とも言える大逆転劇~【サッカー】

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今回は6月12日に開催されるUEFA EURO2020のグループリーグの感想を書いていきます。

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Getty Images

①圧倒的な強さ

まずはグループAです。個人的に注目していた「実力伯仲の隠れた激戦区」として見ましたが実際はイタリアの強さだけが際立つグループとなりました。3戦全勝、無失点と内容も完璧で、マンチーニ監督の戦術も浸透度が高く非常に完成度が高いチームとなっています。キエッリーニの負傷は気になる所ですが、フランスと並び本大会の有力な優勝候補と言ってもいいでしょう。

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そしてウェールズ、スイスは実力通りとも言える質の高いサッカーを見せてくれました。ウェールズは縦に速いアグレッシブさ、スイスは質の高いパスワークで共に良さを見せ決勝トーナメント進出。前者は勢いに乗るデンマーク、後者は優勝候補筆頭のフランスと簡単な相手ではありませんが共に戦い方が確立されているいい試合が見せそうです。

唯一の失望は3戦全敗のトルコで、3試合で8失点で守備の緩さが散見されていました。特にライン間が度々空いてしまう等守備陣の連携に難があり、下馬評通りの強さとはいかなかったので残念な所です。

 

②奇跡とも言える大逆転劇

次にピックアップしたいのはグループBです。そのグループはベルギーが3戦全勝と前評判の強さを見せましたが白熱したのは2位争いでした。

まず2位に食い込んだのは「奇跡とも言える大逆転劇」を演じたデンマークでした。

初戦の前半終了直前にエリクセン選手が倒れ救急搬送される緊急事態が発生し、動揺を隠せなかったチームは意識を取り戻したエリクセン選手の要望により後半を戦うもフィンランドに敗北。そして2戦目はベルギー相手に逆転負けを喫し、内容的にも圧倒され連敗と絶望的な状況にありました。

そんな中の最終戦、ロシア相手に攻撃陣が爆発。クリステンセンのスーパーミドルを含む4得点を挙げ一気にフィンランド、ロシアを捲り2位通過。確かな実力もありますが、志半ばでチームを離れたエリクセン選手に対する想いが決勝トーナメントに繋がった素晴らしい試合となりました。

フィンランド、ロシアは勝ち点の関係で共にグループリーグ敗退を喫することとなりました。しかしフィンランドはユーロ初勝利を記録する等確かな足跡を残しました。

 

③執念の2分け

そして「死の組」グループFです。フランス、ドイツ、ポルトガルという優勝候補にもなり得るチームが同居したグループですが、際立ったのは残り1チームのハンガリーの奮闘でした。

初戦のポルトガル戦は終了直前で敗北を喫しましたがフランスには先制しての引分、ドイツ戦では2度のリードを奪う等、堅守速攻が見事にハマり最後まで苦しめました。結果としては未勝利で終わりましたが、大会を大いに盛り上げてくれた「グッドルーザー」となりました。

そして優勝候補3チームもお互いの良さを出し合い、やや塩試合が多くなりがちな「死の組」は一つのプレーも見逃せない文字通りのグループとなりました。

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結果的に大きな波乱は少なかったグループリーグですが白熱した戦いを見ることが出来ました。次は負けたら終了のトーナメント戦です。

 

では

 

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