今回は阪神タイガースvs中日戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-6 中日 ●藤浪 3勝2敗
阪神 6-0 中日 〇ガンケル 6勝
42勝 22敗 2分 293得点 231失点 1位
①8年ぶりの勝利
先発は6月2連勝中の青柳投手。同じく侍ジャパンに選ばれた長年の「鬼門」バンテリンドームの大野投手との投げ合いに臨みます。
試合が動いたのは2回、佐藤輝選手のあわやホームランのツーベースからチャンスを作ると、糸原選手の足も絡めたタイムリーで先制を果たすと、続く梅野選手が連続タイムリー。貴重な2点を先制します。
青柳投手は持ち前の投球を披露しゴロアウトを量産。4回1点を失いますが6回のピンチも高橋周選手を併殺打に打ち取りピンチを切り抜けます。
そして8回からは岩崎投手が復活の狼煙を上げる2者連続三振、そして9回はスアレス投手が圧巻の投球で初戦勝利。大野投手から8年ぶり(!?)にバンテリンドームで勝利を挙げることが出来ました。
②「あと一本」が足りない試合
阪神先発は日本野球に慣れてきたアルカンタラ投手ですが、初回高橋周選手に先制の一発を浴びます。さらに2回、桂選手にタイムリーツーベースを浴び2点差に広げられます。打線は福谷投手を崩せずにいましたが、4回にダブルプレーの間に1点差に詰め寄ると6回佐藤輝選手の19号ホームランで同点に追いつきます。
しかし7回に登板した藤浪投手が大誤算。ビシエド選手に押し出しの四球を許すと堂上選手に走者一掃のタイムリーを浴び4失点を喫すると、その後祖父江投手、又吉投手に抑えられ敗戦。藤浪投手の乱調も誤算でしたが何より打線の「あと一本」が足りない試合となりました。
③文句なしの投球
先発は久しぶりの6勝目を狙うガンケル投手。初回2アウト2塁のピンチを迎えますが切り抜けると、3回には自らのバントでチャンスを広げて中野選手の犠飛を呼び込み先制点を貰えます。
打線は更に4回に糸原選手のツーベース、5回にはマルテ選手の技ありのタイムリー、大山選手の犠飛で2点を追加、7回にも大山選手の特大の犠飛で追加点を与えます。
5点のリードを貰ったガンケル投手はランナーを抱えるもゴロを量産する素晴らしい投球を披露し7回無失点と文句なしの投球。及川、岩貞投手と繋いでバンテリンドーム勝ち越しを決めました。
総評
苦手バンテリンドームで勝ち越し&大野投手から8年ぶりの勝利と申し分ない結果を残してくれたと思います。
特に先発陣は3試合とも試合を作り、素晴らしい投球を見せてくれたと思います。唯一藤浪投手が炎上してしましたが、球自体は悪くなかったので元々こういう投手だと割り切って使っていくしかないでしょう。そして着実に結果を残す及川投手、楽しみです。
打線は不振だった大山選手が3戦目で復調気味と明るい材料が揃っています。打てないかった時期でも佐藤輝選手が打ちまくるなどチームで補っており、また4番として決定的な一撃を放ってくれるでしょう。
今の打線の強みは何より好不調の波が最小限に抑えられることで、今後も大きな心配は無さそうです。ただ佐藤輝選手、膝大丈夫でしょうか、、、。
次は甲子園でのDeNA戦。やや交流戦からは打線が冷えがちなのできっちり冷えたまま乗り切りたい所です。
では
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