58年ぶりの優勝を狙うアタランタと、史上最多の14回目の優勝を狙うユベントスのコッパイタリア決勝戦です。
ということで先日行われたアタランタvsユベントスの感想です。
両チームのスタメン&結果
①百戦錬磨
アタランタは通常のマンツーマンからのカウンターを行う3-4-3、ユベントスは右肩上がりの4-4-2を採用していました。
立ち上がりはアタランタが攻勢に出ます。クルゼフスキがボランチを押さえているので半ば中盤に組み込まれアタランタの3CBが自由にボールを運べるようになり、ユベントスの守備もやや取り所を決められていない為決定的なチャンスを作り続けます。しかしそこに立ちはだかったのは「百戦錬磨」のブッフォン、得点を与えません。
するとカウンターからのこぼれ球をクルゼフスキの見事なコントロールショットでユベントスが先制します。
しかしアタランタもフロイラーのボール奪取からマリノフスキーの豪快なシュートで同点に追いつき試合を振出しに戻し前半を終えます。
②3シーズンぶりのコッパイタリア優勝
後半アタランタはムリエル、パシャリッチを同時投入し勝負に出ます。しかしスコアを動かしたのはユベントスでした。前半幅が取れずにほとんど機能しなかった左サイドからキエーザがクルゼフスキのワンツーで飛び出しそのままゴール、待望の追加点を挙げます。
アタランタもイリチッチ、ジムシティを投入し4バックにして何とか同点に追いつこうとはしますが、ユベントスの気迫のDF陣の前に沈黙。そのまま逃げ切りユベントスが史上最多、3シーズンぶりのコッパイタリア優勝を果たしました。
③意地を見せる
アタランタにとっては最初の15分で得点を取れなかったのがかなり大きかったと思われます。ユベントスが明らかに浮足立っていたので悔やまれる所です。ただその後もユベントスの守備の弱点を何度も突いており、決定機も作っていただけに惜しまれる敗戦でした。
一方ユベントスは勝利したもののクルゼフスキ、キエーザの個人技に頼る所が多くアタランタの弱点を的確に突こうとする場面は少なかったと感じます。
特にマンマークで有効なレイオフを上手く使えなかった為(得点シーンは単発的なコンビネーションだったと思われます。)攻撃は停滞してしまっていました。
タイトルを勝ち取れたことは非常に大きいことで讃えるべきではありますが、来シーズンもピルロ監督が指揮を執る上では不安要素ではあります。
どちらにしてもタイトルはタイトル、10連覇を逃したユベントスが意地を見せた形となりました。
では
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