今回は名探偵コナンの印象に残った「オープニングテーマ」について書いていきたいと思います。
※完全に主観となっています。
①シンプルに
まずは初代オープニングのTHE HIGH-LOWSの楽曲「胸がドキドキ」です。個人的に初めにこの曲を持ってきたのは非常にアニメにとって良かったと思います。
甲本ヒロトさんの力強い声でシンプルに歌い上げたこの曲は「名探偵コナン」の背景を連想させ、当時小学生であった私の心を揺さぶりました。
因みに2016年に放映された「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」では20年ぶりに主題歌として採用されました。
②透明感ある声
次は小松未歩さんの「謎」です。自身最高の売り上げを記録&ロングヒットと小松さんの代表曲となっています。またコナン主題歌の中でも最長の約1年間に渡って流れていたのでコナンと言えばこの曲であると思われる方は多いかと思います。
その透明感ある声はスッと耳の中に入ってきて清涼感を感じさせる楽曲です。
その後La PomPonによってカバーされ再び主題歌に。根強い人気がありますね。
③25パターンものアレンジ
次はZARDの「運命のルーレット廻して」です。コナン主題歌としては初のタイアップで、今もなお評価が高い曲です。ただ中々音源化には至らず、発売日の延期、アレンジが行われオンエア当初とCD化した雰囲気が大幅に異なっています。(25パターンものアレンジがあったみたいです。)
しかしそれほど拘りを見せた曲目であったのもあり、コナンを代表する曲の一つになっており、個人的には最も印象に残っています。
④大きな驚き
次はB’zの「ギリギリchop」です。数々の記録を打ち立てた二人組のロックバンドの主題歌抜擢は大きな驚きを受けました(元々アニメとのタイアップも地獄先生ぬ~べ~の「ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE~」ぐらいしか思いつきませんでした。)
ただその後劇場版5曲、主題歌を3曲提供(ボーカルの稲葉浩志さんソロで2曲)しており、今やコナンアーティストの代表的な一組となっています。
また作者の青山剛昌さんの二人のイラストがとにかくカッコ良く(青山さんもファンとのこと)いつかアニメで登場してもらいたいものです。
⑤無表情でパラパラ
次は「恋はスリル、ショック、サスペンス」です。こちらも後にコナン主題歌のご用達となった愛内里菜さんのヒット曲です。
その特長は何といっても無表情でパラパラ(2000年代に主にギャルの間で流行ったダンス)を踊るコナンです。淡々と、尚且つキレのある振り付けで踊るコナンは何ともシュールで当時凄く話題になっていました。
バリバリ世代であった蘭や園子ではなく敢えてコナン(中身は推理オタクの男子高校生)を踊らせることにセンスを感じます。
そしてその20年後WANDSの「真っ赤なLip」が主題歌になった際に再びコナンが踊っており、再び話題を呼んでいます。
⑥タイアップの歴史
最後は「薔薇色の人生」です。この楽曲は最もコナンとタイアップした倉木麻衣さんの曲で、(現時点で提供した楽曲数ギネス認定を受けています)人気シリーズとして有名な「紅の修学旅行編」とのコラボ演出が素晴らしいです。
前編を通して「紅の修学旅行編」の映像をダイジェスト形式で流用しており、更に倉木麻衣さんがこれまで手掛けていた歴代のタイトルが登場しており、約20年にも渡る倉木さんとのタイアップの歴史を強く感じさせる内容になっています。
では
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