今回はワールドカップ予選ヒストリーを書いていきたいと思います。
3回目は「2002年 オランダ代表」です。
主な選手&布陣
①世界屈指のタレント集団
2002年W杯の予選に臨むオランダ代表は、正に本大会でも優勝候補とも言えるチームでした。ユーロ2000ではイタリアのGKトルドの神がかった活躍の前に散りましたが、優勝してもおかしくないチームでありました。特に前線のタレント力が凄まじく
マカーイ(デポルディポ)
など各国リーグを代表するストライカーを要しており、中盤から後ろもコクー(バルセロナ)オーフェルマルス(バルセロナ)セードルフ(インテル)ダービッツ(ユベントス)スタム(ラツィオ)ファン・デル・サール(ユベントス)など好タレントを揃えており、監督もアヤックスやバルセロナで数々のタイトルを勝ち取ったファン・ハール監督が就任しました。
ポルトガルと同居する難しいグループではありましたが「世界屈指のタレント集団」が予選で苦しむとは予想すらされませんでした。
②チームの停滞感
しかしいきなりアイルランド戦での引き分けでつまずくと、3戦目のポルトガル戦で0-2の完敗。ファン・ハール監督が進める戦術をチームが消化しきれず大幅な出遅れを喫します。大きな理由としては前回大会で代表を引退したベルカンプの穴を埋めれなかったことと、アヤックス出身者(監督もそうですが)で固められていたことによる組織のマンネリ化でチームの停滞感を招いたことです。
そして「伏兵」アイルランドの躍進もあり、ファン・ハール監督は大幅な路線変更を迫られます。
③まさかの予選敗退
2001年に入りファン・ハール監督は前述した豪華なFW陣を生かすべく、2トップの採用を進めていきます。しかし新気鋭であったファン・ニステルローイは同い年&同じ誕生日であったクライファートと絶望的に連携が悪く、肝心の上位決戦では攻撃陣が不発。
アイルランド、ポルトガルにまたしても勝ち切れず、まさかの3位で予選敗退し、W杯の地を踏むことはありませんでした。
そのことでファン・ハール監督は退任し、次のバルセロナでも成績不振で辞任する等「名将」の地位が危うくなり、後にバイエルンでの成功やブラジルW杯でオランダを3位に導くまで名誉を回復することはありませんでした。
その後2004年アドフォカート新監督の元、オランダ代表は大幅な世代交代に成功し、新しい黄金世代を築く礎になっていきます。
では
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