今回はリメイク版「ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」が発表された「ポケットモンスターダイヤモンド・パール」について書いていきたいと思います。
今回はシステム編です。
クリア時間 約90時間
初殿堂入りパーティー
①北海道がベースに
本作では自然豊かではあるが険しい道が多い「シンオウ地方」を舞台にしており、北海道がベースになったマップとなっています。
北海道と言えば「寒い」という印象ではありますが、本作もその設定は反映されており、水・氷・タイプのポケモンが良く出現(氷系は種類自体は少ない(2種)ですが出てくる範囲が広いイメージです。)し、反面炎ポケモンは僅か2系統(ヒコザル、ポニータ系)で、ヒコザルを選んでいないとポニータ系のみと非常に限定されています(電気タイプも僅か3種)。
その為そのタイプに対応するジムリーダーや四天王が「そのタイプの技を覚えるポケモンで埋め合わせをする」といういびつな状況を作り出しており、有利なタイプが逆に苦手になる場面も多々見られます。特に四天王3番目に登場する「オーバ」は、四天王戦であり戻れない状況も相まって非常にめんどくさい対応を迫られることになります。
②多彩な技の登場
また本作からの新しいシステムでは、それまでタイプごとに物理・特殊が分けられていましたが技ごとに分けられることになりました。その為かみ合わせの悪かったポケモン(攻撃が高い炎タイプ、特攻の高いゴーストタイプ等)は使いやすくなっています。
特に「インファイト」が登場した格闘タイプ、「げきりん」の威力が増したドラゴンタイプなどはその影響で強ポケが増え、技の種類とバリエーションが増えたことにより所謂「受け」タイプのポケモンを駆逐する「高速高火力」が進んでいったとも言えます。
またアイテムも有用な物が増えており対戦でも良く使われていた「こだわりスカーフ」「きあいのタスキ」なども初登場しています。
そしてその頃から対戦においても厨ポケが固定され始め、特にその中でも互換性の高い5体+αの組み合わせを「結論パ」と呼ばれたりしていました。
(ガブリアス、スイクン、サンダー、メタグロス、バンギラス+α)
③新たな進化
そして既存のポケモンの進化系が多く追加されたのも本作からです。特に初代ポケモンの進化系(ジバコイル、ベロベルト、ドサイドン、エレキブル、ブーバーン)などは衝撃的でもありました。上記の進化はその後作品でも度々小出しされているもののここまでの進化を増やしたのは本作が初めてで、ポケモンの新たな進化の指針となりました。
また伝説ポケモンが多いのも本作の特徴で、パッケージにも紹介されているパルキア、ディアルガに加えて三湖(ユクシー、アグノム、エリオット)、隠し扱いのギラティナ、クレセリア、ヒードラン、当時は入手が難しかったレジギガスなど多く登場しています。また劇場版などでの配布もこの頃から力を入れており、マナフィ(フィオネ)、ダークライ、シェイミ、アルセウスなど多くのポケモンが登場しました。
当時最新機種であったDS初のポケモンとして様々な新要素を追加したダイパ。特に対戦環境が盛んになったのがこの頃なので、ポケモンバトルの礎を築いた作品になっていると思います。
では
【中古】ポケットモンスター ダイヤモンドソフト:ニンテンドーDSソフト/任天堂キャラクター・ゲーム
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【中古】ポケットモンスター パールソフト:ニンテンドーDSソフト/任天堂キャラクター・ゲーム
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