今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン、冬の移籍まとめと後半戦展望について書いていきたいと思います。
5回目は「アーセナル」です。
過去記事はコチラ↓↓
主な加入選手
イリエフ(←シュルーズベリー・タウン)
ウーデゴール(←レアル・マドリード)
ライアン(←ブライトン)
主な放出選手
ウィロック(→ニューカッスル)
メイトランド=ナイルズ(→WBA)
ムスタフィ(→シャルケ04)
ソクラティス(→オリンピアコス)
メイシー(→ハイバーニアン)
サリバ(→ニース)
コラシナツ(→シャルケ04)
①選手の要望とは程遠い状況の移籍劇
冬の移籍ではかねてから噂のあったウーデゴールをレンタルで獲得(買取オプションは付いていません)したチームですがややこの移籍には疑問があります。ウーデゴールは「プレイ時間を増やす」という要望で移籍に踏み切ったわけですが、現チームは
・同ポジションにサカ、スミス・ロウという選手がいる
・上記二人はユース出身の選手で尚且つ結果を残しており、スタメンを外す理由がない
・控えにもペペ、ウィリアン等、実力者がひしめいている
等、とてもじゃないけどウーデゴール選手が求めるプレイ時間を確保出来るとは言えない状況にあります。ここでの競争に立ち向かう気概があると言えば聞こえはいいですが、契約は僅か半年間。この移籍が無用な混乱を招かなければいいですが、、、。
②移籍下手が目立つ放出
またプレミアリーグ最多8人の選手放出を行っており、膨らみ過ぎたスカッドを整理する意味でも適切だと思います。しかし非常に気になるのはその手法で、ムスタフィ、エジル、ソクラティスの放出は契約解除によるフリーでの移籍です。
彼らはそれぞれ高額の移籍金で連れてきた選手で、ムスタフィは約48億円。エジルは約55億円、ソクラティスは約24億円と多額の資金を使っています。
例え構想外で移籍は避けられない事実はあるものの、その選手達をタダ同然で手放すのは経営的には大きな打撃となり、移籍下手が目立つクラブの弱点を再び露呈させる形となりました。まず首脳陣の体制が常に不安定で、土台固めすら出来ていないのは今後に大きな影響を与えそうです。
③監督の苦悩は続く
今シーズンは前回までの記事にも書きましたが、チームは若手の抜擢で一時期乗り切りこれからという所でしたが、再び停滞期に嵌っています。相手が強かったこともありましたが、自滅(二人退場)、ミス等、今シーズンの大半を占める負けパターンを再び繰り返しており再び負の連鎖に陥ることも否定できません。怪我人も戻ってきておりオーバメヤンも復帰する等、プラス材料も多く何とか戻していきたい所です。
ただ前述したことを含めて問題は山積みで、チームはより多くの困難に出くわしています。またアルテタ監督の采配面でも、流れを変える修正が少ないことで勝ち点を落としている試合も少なくありません。内容は悪くないながら勝てないこともこれに起因しているものだと思われます。
この悪い流れを断ち切る為の監督の修正策、チームのパフォーマンスにも注目していきたいです。
では
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