きちのうすめ雑記

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ロングスローの有用性~1発勝負の中で~【サッカー】

今回は全国高校サッカーで話題になっている「ロングスロー」の有用性について書いていきたいと思います。

 

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Getty Images

①セットプレーの1種

今回の話題になっているのは全国高校サッカー選手権大会で、優勝候補の青森山田が3回戦の帝京大可児戦でスローインから3ゴールを挙げた試合があり、SNS上で「正直嫌い」「つまらない」「アンチフットボール」であるという否定的な意見と、「ルールは破っていないのでOK」「トレーニングの成果である」「立派な戦術」という肯定的な意見が度々交わされています。

個人的には私は「肯定派」でルール上で認められている分には別に問題は無いかと思いますが、否定派の方に反論するよりはロングスローが「魅力的なセットプレーの1種」であり、見ごたえのあるものであるという事を書いていきたいと思います。

 

②1発勝負の中で

全国高校サッカー選手権大会はトーナメント方式となっており、プレーの一つ一つが重要になってきます。また世代が若い為、勢いが付くと止まらない部分も持ち合わせておりアップセットも起こりやすいと言われています。

そんな中、止まったボールを蹴ることが出来る「セットプレー」の重要性はより増しています。フリーキックコーナーキックスローイングをいかにデザイン出来るかもシビアな1発勝負の中では必要な要素であります。

しかしフリーキックコーナーキックに比べてスローインは唯一手を使えるプレーながら近年まで注目されませんでしたが、一気に注目を浴びた時期もあります。当時ストークシティに所属していたデラップ選手のロングスローでした。

40メートル級のボールを飛ばせる通称「デラップ砲」は2010年頃にプレミアリーグで猛威を振るい、スローイングが「セットプレーの1種」と再認識されました。そして近年ではリヴァプールが「スローイングコーチ」トマス・グラネマーク氏を登用し、チャンピオンズリーグプレミアリーグ優勝に一役買ったと評価されています。

特にデラップ選手のロングスローは投げる度に歓声が沸く等、プレミアリーグの一種の名物となっていました。

見ごたえ抜群なので見たことが無い方は是非どうぞ。↓↓


【人間発射台】ロリー・デラップ

 

③対策を立てれば

また点数が入り「過ぎる」もの問題にされている要因であると思います。ロングスローはキックと違い縦回転になりやすく、「曲がり幅」よりも「伸び」が大きくなります。その為普段と違った対応が必要になり、DFが困難に陥ります。特に複数のロングスローの形を持ったチームは非常に対策が立てにくいです。

しかし勿論「対策を立てれば」対応は比較的容易になります。特にスローの投げる角度と奥行きを意識したディフェンスを心がければある程度対応は出来ると思います。その為わざわざ禁止しなくても必然的に得点は減っていくでしょう。

来年は「対ロングスロー」のディフェンスが進化しそうですね。

 

しかし個人的にはまさかサッカーのロングスローが話題になるとは思いませんでしたので、これをきっかけにサッカーに興味を持ち観る方がより増えればいいなと思います。

 

では

 

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