きちのうすめ雑記

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マンチェスターユナイテッドvsパリSG~交代策の差~【サッカー】

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前回ホームで屈辱の敗戦を喫したパリが、ユナイテッドのホーム「オールドトラフォード」でリベンジを果たせるか。3つ巴になっているグループリーグも合わせて注目の試合です。

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Getty Images

前回の戦いはコチラ↓↓

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両チームのスタメン

マンチェスターユナイテッド
GK:デ・ヘア
DF:ワン・ビサカ、リンデロフ、マグワイア、アレックス・テレス
MF:ラッシュフォード、マクトミネイ、ブルーノ・フェルナンデス、フレッジマルシア
FW:カバーニ

 

パリSG

GK:ケイラー・ナバス
DF:フロレンツィ、マルキーニョス、キンペンべ、ディアロ
MF:パレデス、ダニーロペレイラヴェラッティ

FW:エンバぺ、キーン、ネイマール

 

マンチェスターユナイテッド 1-3 パリSG

ラッシュフォード(前32)、ネイマール(前6)(後46)マルキーニョス(後24)

 

①お互いの課題

ユナイテッドは守備4-4-1-1からのカウンター、パリは4-1-4-1の守備からアンカーが落ちて3バックでボールを回す戦術を取ってきました。

試合はいきなり動きます。シュートの跳ね返りに反応したネイマールが見事なゴールを決め早々に先制します。先制点を取られたユナイテッドは察しの通り苦労します。ウイングの二人が頻繁にボールを欲しがって降りてくる為、カバーニのスペースメイクを生かせる選手がブルーノのみと攻撃が機能しません。しかしマルシアルの突破が起点となりラッシュフォードのシュートのリフレクションがそのままゴール。「個」の力で強引に同点に追いつきます。

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追いつきたいパリですが今回左サイドバックに配置されたディアロがポジショニングに問題があり、起点としていたネイマールを上手くサポート出来なかった為攻撃が行き詰まります。両チーム同点のまま前半を終えます。

 

②流れを変える交代策

後半も両チームの問題点は解決されないままでしたが、先にパリのトゥヘル監督が動きます。エレーラ、バッカーを機能しなかったキーン、カードを貰っていたパレデスと交代するとシステムを3-5-2に変えます。それが見事上手く嵌りバッカーが左サイドで躍動、エレーラは中盤の強度を復活させます。するとコーナーキックのこぼれ球をマルキーニョスが値千金の追加点、パリが突き放すと、その直後フレッジがやや厳しい判定ながら2枚目のイエローカードで退場とユナイテッドは劣勢に追い込まれます。

交代で流れを変えたいユナイテッドですけど、ポグバの交代は納得出来るもののその後は理解しがたい交代でした。高さを活かしたいのはわかるのですが、ヘッダーとして優秀なイガロではなくグリーンウッド、そしてマグワイアを前線に上げる理解不能の起用、そしてイガロをやっと投入するという後手後手の采配は、今シーズンのクリスタルパレス戦を彷彿とさせる迷采配でした。そして最後はネイマールに止めを刺され終了、ホームでパリに屈辱の敗戦を味わうこととなりました。

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③交代策の差

この試合は「采配の差」が大きく出た結果となりました。交代策で見事流れを変えたトゥヘル監督、混沌を作り出したスールシャール監督の差がそのまま結果に現れた形となりました。しかし「退場」という敗因に挙げやすい要因がある為、スールシャール監督は本当に運がいい人だと思います。

そしてライプツィヒイスタンブールに勝利したことで勝ち点9で3チームが並ぶ大混戦に。最終節は熱い戦いとなりそうです。

 

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終戦プレビューはおいおい書いていきたいと思います。

 

では