きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

マンチェスターユナイテッドvsアーセナル~14年ぶりの勝利~【サッカー】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

アーセナルオールドトラフォードで14年勝っていないとのこと。ユナイテッドが返り討ちに合わせるのかアーセナルが崩すのか。注目の試合です。

 

ということで先日行われたマンチェスターユナイテッドvsアーセナルの感想です。

f:id:kichitan:20201102134527j:plain

Getty Images

両チームのスタメン

マンチェスターユナイテッド
GK:デ・ヘア
DF:ワン・ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ショー
MF:マクトミネイ、フレッジ、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス
FW:グリーンウッド、ラッシュフォード

 

アーセナル
GK:レノ
DF:ホールディング、マガリャンイス、ティアニー
MF:ベジェリン、トーマス、エルネニー、サカ
FW:ウィリアン、ラカゼット、オーバメヤン

 

マンチェスターユナイテッド 0-1 アーセナル

オーバメヤン(後24)

 

①「調律役」の役割

ホームのユナイテッドは前回ライプツィヒ戦で大勝した4-3-1-2を採用。守備時では4-3-3で守っていました。一方アーセナルは今やお馴染み左肩上がりの3-4-3、守備は5バックできっちり守るサッカーを展開していました。

前半、ユナイテッドが3バック気味にポゼッションを試みますが見事アーセナルのプレスに苦しめられます。しかしそこに現れるのがブルーノ・フェルナンデス、流動的な中盤の動き、ビルドアップの形に合わせた「調律役」の役割を見事果たし攻勢を強めていきます。一方アーセナルはジャカを外しエルネニーを起用、中盤の強度を高め攻撃を跳ね返していきます。攻撃も左サイド中心で攻めていきますがワン・ビサカの対人守備に阻まれるなど上手く封じられます。しかしユナイテッドも攻撃の型が見当たらずスコアレスで前半を終えます。

 

②個人突破とパワープレーに終始

後半ユナイテッドはポグバ、ラッシュフォードを中心に左サイドを崩しにかかりますがホールディングを中心とした守備の頑張りで攻め切れません。一方アーセナルはトーマスのロングシュートなども盛り込み、攻めにアクセントを付けていきますがお互いリスクをかけない我慢の時間帯が続きます。

しかし均衡は突然崩れます。ニアに抜群のタイミングで飛び出したベジェリンをポグバが倒してしまいPKに。オーバメヤンがしっかり決めアーセナルが先制します。

攻め込みたいユナイテッドですが交代策が理解出来ません。危険性を常に醸し出していたグリーンウッド、ブルーノを交代。最近の試合の爆発を考えるとラッシュフォードは外しにくいのはわかりますが、せめてブルーノを残してマクトミネイとファン・デ・ベーク交代をすればよかったのではないかと思います。案の上ユナイテッドは繋げなくなり個人突破とパワープレーに終始、5バックを敷くアーセナルを崩すことなく敗戦。

アーセナルは14年ぶりのオールドトラフォードでの勝利となりました。

 

③急上昇してもおかしくないポテンシャル

ユナイテッドは再び攻撃の型の無さ、引かれた時の無力さを露呈することになりました。頼りのブルーノも途中交代、これでは勝てません。 

kichitan.hatenablog.com

 

アーセナルは素晴らしいサッカーをしながら勝ちに恵まれなかった今までの戦いを払しょくできる勝利になったと思います。PKとはいえオーバメヤンが得点を挙げ、トーマスが徐々に馴染んできており中盤での存在感が増している今、急上昇してもおかしくないポテンシャルを秘めています。

kichitan.hatenablog.com

 

 

「波を止められた」ユナイテッド、「ようやく波に乗れた」アーセナル。明暗分かれた両チームの戦いに今後も目が離せません。

 

では