我妻善逸～ネガティブなヘタレ～【鬼滅の刃】

※ネタバレ有り

今回は鬼滅の刃の登場人物「我妻善逸」についてアニメ版の範囲のみで、出来るだけ書いていきたいと思います。

①ネガティブなヘタレ

主人公炭治郎と同じ鬼殺隊のメンバーで同期に当たります。初めて会ったのは鬼殺隊の選別試験で、その頃から「ネガティブなヘタレっぷり」を発揮してくれています。

そして再会は「鼓屋敷」の任務時で数々の奇行、奇声を放つ相変わらずのヘタレっぷりを見せますが、違う一面も見せることに。その戦いを通じて「親友」とも言える間柄になっています。ややスルーされがちな所はありますが、、、。

「頼むよ！！　頼む頼む頼む！！　結婚してくれ　いつ死ぬかわからないんだ俺は！！　だから結婚して欲しいというわけで！！　頼むよォ――ッ。」

時代に合っていない金髪ですが雷に打たれたとのこと。また耳が非常に良く呼吸音、心拍数などを瞬時に読み取り感情すら読み取ることも出来ます。しかし本人はあまり信じていないとのことです。

「炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする。」

女性好きで禰豆子に度々アタックしていますが怖がられてひらりと躱されています。成就する日はくるのでしょうか、、、。

②心優しき性根

ただ本人はその性格を嫌悪しており「人の役に立ちたい」と常に思う心優しい少年です。その優しさは鬼と知っていながら、炭治郎が大切にしていた「箱」をボロボロになってまで守っていたことからわかります。

「炭治郎…俺…守ったよ…お前が…これ…命より大事なものだって…言ってたから……。」

誰にも期待されずにいた自分を、唯一見限るがなかった師匠の気持ちを裏切りたくはないという気持ちが強くなったことに要因があるようです。

「俺は俺が一番自分のこと好きじゃないちゃんとやらなきゃっていつも思うのに怯えるし逃げるし泣きますし変わりたいちゃんとした人間になりたい。」

普通はギャグ要員ですがしっかり決める所は決める（意識的では無いとはいえ）魅力的なキャラだと言えます。

「夢を見るんだ幸せな夢なんだ。」

③眠りの善逸

善逸の型はただ一つ、雷の呼吸「壱ノ型　霹靂一閃」のみです。

雷の如くものすごい速さで敵を斬る「居合斬り」で、善逸が意識を失うことで最大の効果を得ることが出来ます。

所謂「一点突破」の能力で破られるとスキが多く出来る技ですが、善逸はそれを極限まで極め、一撃で仕留めることに特化することでカバーしています。

特に印象的なのは「那田蜘蛛山」での戦いで、ufotableのアニメ技術の高さも相まって作中最高峰の演出となっています。

ただ普段時での戦闘力は察しのとおりで、安定的な活躍が出来ないのは難点です。

「ネガティブなヘタレ」善逸の成長を楽しむのもこの作品の魅力の一つだと思います。

では

きちのうすめ雑記