今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
大型補強や昇格、新監督就任のチーム中心となっています。
第16回目は「インテル」です。
主な加入選手(2020 10/5現在)
ハキミ(←レアルマドリード)
コラロフ(←ローマ)
ダウベルト(←フィオレンティーナ)
ナインゴラン(←カリアリ)
主な放出選手(2020 10/5現在)
ゴディン(→カリアリ)
ビラーギ(→フィオレンティーナ)
ボルハ(→フィオレンティーナ)
カントレーバ(→サンプドリア)
モーゼス(→チェルシー)
エスポージト(→SPAL)
①コンテサッカーの追求
色々問題は起きたもののコンテ監督留任が決まり、より「コンテ色」を強めるであろう今シーズン。補強は昨シーズン冬の補強で獲得したヤング以外固まらなかったウイングにハキミ、コラロフを獲得。共にウイングバック的な動きを得意とする選手なのでコンテサッカーにはスムーズに適応できると思います。
そしてアタッカーのレンタルバックのペリシッチもウイングバックで起用。現状インテルでは居場所が無いと評されている選手ですが、持ち味を発揮すれば新たなオプションとなってくれそうです。
反面カントレーバ、ボルハなどややコンテサッカーに適応しづらかった選手を放出。ゴディンのカリアリ移籍はやや驚きですが理想的なスカッドを揃えつつありあります。
②強烈な中盤
そして個人的に楽しみなのは遂に「共演」を果たしたビダルとナインゴランの二人です。似たようないかつい風貌で闘争心むき出しの二人が「牛耳る」中盤の強度は強烈で破壊力抜群です。
オフザボールに持ち味を見せるビダルと、オンザボールの推進力に特長があるナインゴランと異なるプレースタイルを持ち、共演も可能ですので非常に楽しみです。ナインゴランの移籍話はくすぶり続けるのは不安ですが、、、。
あとはエリクセンの有効活用です。彼の活躍は優勝に向けて不可欠な要素です。
③念願のスクデットへ
今シーズンは何より2009-2010シーズン以来のスクデット獲得が至上命題となってきます。昨シーズンスクデット争いに久しぶりに終盤まで参加し、結果僅差とはいえ2位に滑り込みヨーロッパリーグでは準優勝と近年に無い結果を残しました。そして何より一貫性のある采配や戦い方は好感が持て「コンテサッカー」を楽しむことが出来ました。
チャンピオンズリーグでも上位進出を期待されています。
勝負の2年目、スクデット獲得を現実とする陣容を整えチームの挑戦が始まりました。
では