大型補強を行ったチェルシーが「真の強豪」リヴァプールを迎えての一戦。最近は勝てていない為、昨シーズンまでと違う部分を見せたかったですが、、、。
てなことで先日行われたチェルシーvsリヴァプールの感想です。
両チームのスタメン
チェルシー
GK:ケパ
DF:リース・ジェームズ、クリステンセン、ズマ、マルコス・アロンソ
MF:カンテ、ジョルジーニョ、コバチッチ、
FW:マウント、ハヴァーツ、ヴェルナー
リヴァプール
GK:アリソン
DF:アレクサンダー・アーノルド、ファビーニョ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ケイタ、ヘンダーソン、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミーノ、マネ
マネ(後5)(後9)
①剛と柔
チェルシーはハヴァーツ(今後はこの読み方にします。)をゼロトップ気味に起用し、サイドバック裏のスペースをヴェルナーに突かせる狙いを見せます。それは機能していてセンターバックで起用されたファビーニョをキリキリ舞に。連携面、コンディション面の良さが伺い知れます。
一方リヴァプールは前節リーズとは違う意味で近いチームとの闘いになりました。「剛」のハヴァーツ、「柔」のフィルミーノがどのような違いを見せるかが注目されましたがハイプレスに苦しんだチェルシー、縦のパスコースを塞いでしまうリヴァプールとお互い決め手に欠け前半を終えようとしていましたが、、、ロングパスに抜け出したマネを倒してしまいクリステンセンが一発退場。前半を終えます。
②希望を断ち切るセーブ
後半チェルシーはハヴァーツを替えトモリ、リヴァプールはヘンダーソンを替え移籍したばかりのチアゴを起用しますが機能したのはリヴァプール、マークが緩い深い位置でチアゴが巧みにゲームメイクし試合を完全に支配すると、3トップの連携でマネが先制点、直後ケパのパスミスで追加点を許し試合が決まりかかります。
しかしチェルシーも再三狙っていたサイドバック裏からヴェルナーがPKを獲得しましたが、そこに立ちふさがったのは守護神アリソン。ジョルジーニョのキックを見事にセーブ、希望を断ち切るとそのまま試合は終了。リヴァプールが開幕2連勝を果たしました。
③ケパの活用
チェルシーはビルドアップのに不安があります。特にビルドアップに定評のあるケパを有効活用出来ていないのは深刻です。狙いどころが無くロングボールをざっくり蹴るケパはもう見たくはありません。彼を起用するならまずはビルドアップの型を確立させるのが急務だと思います。
リヴァプールはチアゴが最高のデビュー戦となりました。退場者がいたことでアンカー起用となりましたが、思ったよりも早くチームにフィットしている印象があります。今後も試し起用が続くと思いますがチームの大きな武器になる可能性は十分にあります。
では