きちのうすめ雑記

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阪神タイガース 広島戦~守護神の貫禄~【プロ野球】

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今回は阪神タイガースvs広島戦の感想を書いていきたいと思います。

 

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出典:スポニチ sponichi annex

 

阪神 4-0 広島 ○西 6勝3敗

阪神 3-1 広島 ○秋山 5勝1敗 スアレス 1勝15S

阪神 7-6 広島 ○スアレス 2勝15S

 

36勝 32敗 3分 305得点 290失点 2位

 

①無四球完封勝利

先発はエース西投手、初回をテンポよく3人で抑えるとその裏サンズ選手のタイムリーで幸先よく先制します。更に3回広島板倉選手の悪送球で一気に近本選手がホームに生還すると、6回サンズ選手のホームランで追加点、リードを広げます。西投手はランナーを度々背負うも、打たせて取る投球で3併殺打を記録。8回には相棒の梅野選手のホームランで追加点を挙げると9回112球の快投で無四球完封勝利。前カードで疲弊した中継ぎの負担を減らす最高の仕事を果たしてくれました。

この日驚きの2番梅野選手起用も当たり、勢いが付く勝利となりました。しかし守備の負担を考えると余り乱発は出来なさそうです。

 

②守護神の貫禄

先発は秋山投手。初回を無難に抑えると、その裏昨日奮起を促された大山選手が先制3ラン。昨日と同様幸先良いスタートを切ります。気持ちが楽になった秋山投手は一気にギアチェンジ、広島が早打ちの傾向にあった為打たせて取る投球でアウトを積み重ねます。すると打線が2回以降立ち直った遠藤投手、その後を継いだ中継ぎ陣に粘られると、秋山投手が8回2連続四球でピンチを招くます。しかし続くガンケル投手が最小失点に抑えると9回はスアレス投手がぴしゃり0封で3連勝。スアレス投手が守護神の貫禄が付いてきたのと、梅野選手がチームバッティングで3犠牲打を記録したのが印象に残った試合でした。

 

③GP砲炸裂

先発は前回11失点で大炎上した藤浪投手。リベンジを果たしたい所ですが初回いきなり鈴木選手に3ランを浴びて先制を許します。しかしその裏糸原、ボーア選手のタイムリーで1点差に縮めると、3回再び糸原、ボーア、糸井選手のタイムリーで逆転します。

しかし藤浪投手がピリッとせず、4回1アウト満塁のピンチを招き無念の登板。続く馬場投手が2点を吐き出して同点に追いつかれます。更に5回岩貞投手が1点を失い嫌な流れになりますが6回、木浪選手の3塁打から同点に追いつきます。そのままお互いの中継ぎが踏ん張り延長も見え始めた8回2アウトから陽川選手のGP砲が炸裂。

9回回跨ぎのスアレス投手が見事に締め4連勝、最高の形で「鬼門」東京ドームに乗り込むことになりました。桑原投手が1年半ぶりの1軍登板を0封する等、ポジティブな内容もありました。

 

総評

西、秋山投手が長いイニングを投げて中継ぎの負担を減らしたのが、今後を考えると非常に大きかったと思います。火曜日からも9連戦が控えているので先発投手には今後も一イニングでもいいので長く投げて欲しい所です。また桑原投手の一軍昇格も大きいと思います。ストレートが145㎞前後と全盛期ほどの凄みは無いですが、その豊富な経験を生かして岩崎投手以外経験不足のリリーフ陣を纏めて欲しい所です。

打線は中軸糸原、サンズ、大山、ボーア選手が日替わりに活躍。梅野選手の2番起用も当たり活発化しています。個人的には負担を考えると梅野選手の2番起用はあまり賛同出来ませんが、今の調子を考えると致し方ないと思います。3戦目で決勝ホームランを打った陽川選手の奮起に期待したいです。

どちらにしても次の相手は目下引分を挟んで7連勝中の首位巨人。初戦先発は10連勝中の菅野投手、彼を打たない限り優勝など夢のまた夢なので是非とも意地を見せて欲しいものです。

 

では