今回は主要欧州リーグの2019~2020シーズン総括を書いていきたいと思います。
シーズン全試合を終了した注目していたチームについてのみなので大半抜けていますのであしからず。
第19回目は「パリSG」です。
リーグ 勝ち点68 22勝 2分 3敗 75得点 24失点 優勝 ※27節で終了
カップ戦 優勝
チャンピオンズリーグ 準優勝
主な加入選手
ナバス(←レアルマドリード)
リコ(←セビージャ)
ディアロ(←ドルトムント)
サラビア(←セビージャ)
エレーラ(←マンチェスターユナイテッド)
ゲイエ(←エバートン)
当初イカルディの補強は前線の飽和を生むものと予想されていました。しかし同ポジションのカバーニの負傷により出番が増えると、その決定力と献身性でトゥヘル監督の信頼を得ます。
特にエンバぺ、ディ・マリア、ネイマールとのユニットは「ファンタスティック・フォー」や「MIND」等と呼ばれ抜群の攻撃性と破壊力を誇りました。カバーニ復帰後は併用される形になりますがお互い不満はそこまで起こらずトゥヘル監督のマネジメントが上手くいっていたのが伺い知れます。
②真の戦える集団へ
トゥヘル監督の一番の功績は今まで誰もが行えなかったチームを「真の戦える集団」に変えられたことです。過去シーズンを見ていればわかりますが、エンバぺやネイマールなどの選手に献身性を求めることは容易ではありません。
トゥヘル監督の1年目や今シーズンの前半戦は苦しみ、移籍騒動に揺れたネイマールもパフォーマンスに波がありチームも不安定でした。そんな中チャンピオンズリーグ制覇という共通目的はあったものの、ネイマールが必死に戦術通りに献身的に走るまで信頼されているトゥヘル監督のマネジメント力には頭が下がります。またドルトムント戦やライプツィヒ戦など戦術で勝った試合も多数あり、戦術家としても更に評価を上げました。
③目指すはただ一つ
現状来シーズンの目標は悲願のチャンピオンズリーグ優勝、それしかないと思います。エンバぺの慰留やチアゴ・シルバの移籍によるセンターバックの拡充や質の高いサイドバックの補強などが必要になってきます。
しかし噂に上がるクリバリは高額で競合相手が多く、サイドバックはアーセナルのベジェリンを狙っていますがアーセナルのチーム状況を考えると獲得は困難です。
DF陣の強化。パリの欧州制覇の為のキーポイントになってきそうです。
では