今回は主要欧州リーグの2019~2020シーズン総括を書いていきたいと思います。
シーズン全試合を終了した注目していたチームについてのみなので大半抜けていますのであしからず。
第16回目は「マンチェスターユナイテッド」です。
リーグ 勝ち点66 18勝 12分 8敗 66得点 36失点 3位
リーグ杯 準決勝敗退
ヨーロッパリーグ 準決勝敗退
主な加入選手
マグワイア(←レスター)
ワン・ビサカ(←クリスタルパレス)
ブルーノ・フェルナンデス(←スポルティング)
ダニエル・ジェームズ(←スウォンジー)
①機能不全の攻撃
オフシーズンの補強でマグワイア、ワン・ビサカを獲得し守備陣の大幅なレベルアップを図る一方、得点源であったルカクをインテルに放出しました。結果実力者を加えた守備陣は格段に安定しチームの強みになった一方攻撃は機能不全。
ラッシュフォードの個人技頼みの攻撃は機能不全を起こし、カウンターが生きるビッグクラブに対しては強いが守備を固める格下クラブには苦しむ結果となりました。中盤ごろには明確な攻撃の型を作れないスールシャール監督に非難が集まり解任も秒読みだと言われていましたが、、、。
②救世主
「ブルーノ・フェルナンデス」一人の選手の加入がチームを変えました。チームの潤滑油となり自らゴールも決めれるピッチ上の監督。ここまで複数の役割をこなせる選手だとは思いませんでした。
個々のパフォーマンス見違えるほど良くなりマルシアル、ポグバなどが躍動、グリーンウッドがブレイクと未来も期待出来る内容で勝利を積み重ね、3位でチャンピオンズリーグ出場権獲得と最高の結果でシーズンを終えることが出来ました。
③やっと基盤が
ここ近年のシーズンでは補強の不発で苦しいシーズンを送ることが多かったユナイテッドですが今シーズンは大当たり。ワン・ビサカ、マグワイア、ブルーノ・フェルナンデスと軸になる選手がやっと現れました。
退団濃厚だったポグバも残留する見通しで戦力ダウンは免れましたが、やはりスールシャール監督がいかに攻撃の型を作れるかがカギとなってきます。怪我の不安もあるのでいつまでもブルーノ・フェルナンデスに頼るわけにもいきません。
指揮官の進化。ユナイテッドの未来はスールシャール監督にかかっています。
では