馬場投手プロ初勝利は奥さんに捧げるらしいです。初々しいですね。
てなことで今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。
17勝 17敗 2分 148得点 146失点 4位
①サンズ選手のファインプレー
先発はここまで4勝を挙げ好調の青柳投手。5回までボールも低めに集まり危なげない投球を見せます。一方打線はDeNA上茶谷投手の前に苦しんでいましたが4回梅野選手が先制の3ランホームラン、見事に先制します。
しかし青柳投手がDeNAに捕まり6回に1点を返され7回にピンチを招き途中降板。後続の馬場投手が同点で何とか抑え敗戦投手は免れるものの、課題が残る投球となってしまいました。
その後10回表のサンズ選手のファインプレーなどもあり、ピンチを招きながらも引分、決めきれない場面が多く負けてもおかしくはない試合でしたので結果としては良かったと思います。
②飛翔
先発はここまでの試合でいずれも好投を続けている西投手(6QS)ですが初回ソト選手、4回大和選手に1発を浴びます。
しかし続くその裏女房役の梅野選手が同点のタイムリーヒット、逆転に勢いが付くと思いましたが続く5回佐野選手に痛すぎる一発。続く6回も宮崎選手に一発を浴びるなど6回4本塁打5失点。2死球などらしくない所もあり悔しい結果となりました。
打線もやや元気がなく終盤に1点を返すので精一杯。後続も打たれ敗戦しました。さらには今永投手には7連続三振の屈辱を受けました。
梅野選手が2試合で5打点と孤軍奮闘しますが周りがサポート出来ず、近本選手が2安打2盗塁と調子を取り戻したとも言える活躍を見せているのが唯一の収穫でした。1番近本選手、2番植田選手も個人的には試して欲しい所です。
③阪神らしい野球
先発が過去2試合を4イニングで降りてしまっている岩貞投手。巻き返したい所ですが一球目に梶谷選手にホームランを浴び暗雲が立ち込めます。そして相手投手は平良投手。現在防御率リーグ2位、過去2試合ともに1失点で抑えられている好投手です。
やはりというべきか完璧に抑えられこのまま勢いに呑まれそうになりました。
しかし流れを変えたのは「足と4番」でした。6回近本選手、糸井選手のヒットで1,3塁のチャンスを作ると代走島田選手が見事な盗塁を決めると4番大山選手が詰まりながらもライト前へ運び見事逆転。8回も江越選手の好走塁で追加点。
リリーフも馬場投手が塁を埋めながらも無失点、ガンケル投手、藤川投手、スアレス投手と繋いで見事勝利。走塁を絡めた少ないチャンスを中軸がきっちり返し鉄壁のリリーフ陣で乗り切る、阪神らしい野球で久しぶりの勝利を挙げました。
総評
ヤクルト戦からの嫌な流れそのまま青柳、西投手で勝てないなど一時期の勢いは無くなったと言えます。しかし3戦目に阪神らしい勝利、DeNA打線があれだけ当たっているなか粘れたのは大きいです。
打線で気になるのは糸井選手不在時の陽川選手1番です。やらかし癖はありますが出塁率がまずまず高く、足も使える植田選手の2番起用も考えてもいいかと思います。
投手陣では馬場投手、ガンケル投手、藤川投手が接戦時で登板していますがいずれも危なっかしいです。いつ連打で崩れてもおかしくなく、既存のメンバーの復帰も待たれます。球速はまだ戻っていないらしいですが桑原投手に期待しています。
次は首位を独走する巨人戦です。現状ヤクルトしか互角に戦えていないので、勢いだけでない本当の実力が試されそうです。
では